第6話いじめ
いつもと変わらない朝を迎えた
外を見ると雪が降っていたもう冬になるころだ
雪は少しだけ降っただけですぐ止み積もらなかった
息を吹くと白くスカートから出た足は赤くなっていた
こういうとき女子って辛い
学校に着くと心が居た
『詩衣おはよー!』
心がにっこり笑った
『おはよう』
ギャル軍団からのいじめはさらにひどくなっていった
席に着くとギャル軍団が寄ってきた前代未聞だった
『おい、城阪てめえ笑えねえのかよ?』
化粧が濃くて香水臭いギャルの一人の栞がにったり笑って言った
無視
『おい、いつまでもクールぶってんな!もうそろそろ辛いだろ?』
『あははははは』
美沙が馬鹿にしたような言葉を吐いて同時にげらげら笑い出した
くだらない
『おい、なんか言えよ』
無視
『おい、』
無視
『言えっつてんだろ!』
麻美がおっきい声で言った瞬間クラスの皆が振り返った
『おい、麻美声でかいって!場所かえるよ』
『おい、城阪てめえも来い』
といって無理やり詩衣の腕をつかんだ。ギャル軍団と詩衣は早々と教室を出て行った。
ギャル軍団に掴まれた詩衣の腕は圧迫されて感覚が鈍るほどだった。
連れ込まれた場所は生徒があまり使わないトイレだった。詩衣はトイレの奥の壁に叩きつけられた。ギャル軍団は詩衣をにらみ続けた。
『おい、城阪てめえうざいんだよ』
とギャル軍団の美沙が化粧原型がとどまらない目でにらみながら大声で言った。
『なんか言いたいことねえのかよ?』
『びびってなんも言えねえんじゃね?』
『あはは!ありえる〜うける!!!』
ギャル軍団は勝手に騒ぎ始めた。詩衣は無表情でその現場を直視していた。
そして詩衣の口から言葉がこばれた。
『あのさ、何がきにくわないの?いいかげんにしてや』
その言葉が出た瞬間ギャル軍団の目は詩衣の顔を鋭い目でにらんだ。
『ああ?てめえのそのクールぶってるとこだよ、まぢ気にくわねえ』
『なんなんだよてめぇ、心と歌舞伎町であってるしよお』
『歌舞伎町?まぢで?』
『まぢだよ、あたし見たんだよ、会ってるとこ』
『まぢ心に近づくな』
とギャル軍団の攻撃。
『あのさ・・・なんで心と話しちゃだめなの?』
と詩衣の攻撃。
『おまえ周りみろよ、おまえとま逆な心とおまえは似合わないの。』
『ちょっと美人って言われてるからって調子のんなや!』
とギャル軍団の攻撃。
『なんなの?ひがみ?』
と詩衣の言葉が出た瞬間詩衣の首をギャル軍団の栞の手が握った。
『てめえにひがむわけねえだろ!』
栞はあたまが狂ったような声をあげた。
『おまえなんかただの雑魚なんだよ!』
と栞が吐き捨てた瞬間栞のほほに詩衣のこぶしがとんだ
栞は反撃でトイレのゆかに転ぶ。転んだ栞のほほに詩衣の足がおちてきた。
『てめえのほうが雑魚だ』
そういって詩衣は去って行った。
残されたギャル軍団はあっけにとられていた。
それからというものギャル軍団からのいじめはぱったりとなくなった。




