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涙と華  作者: 新時れい
2/7

第2話空

教室の窓から空を見上げる

白い雲の隙間からみえる青い空はこの世の中と裏腹に穏やかだ

いつ何処で誰に殺されるかわからない今の世の中

まだ世界のでこかで戦争が行われている世の中

この日本だって戦争放棄って言ってるけど

いつほかの国から攻撃を受けるか分からない

どうしてこの空のように人は穏やかになれないのだろう・・・


夜の歌舞伎町を歩く・・・ホストにはまっているわけではない

詩衣は母親からお金を一切もらっていない

出してくれるのは教育費のみだ

お金を稼ぐために詩衣は歌舞伎町から少しはずれたところにある

コンビニでバイトをしている


コンビニのバイトは正直つらい

自給は安いし立ちっぱなし

でも、他のバイトだとヤクザがらみだったりする・・・

一番安全なバイトがコンビニのバイトだ


いつものようにバイトしているとひとりのホストが入ってきた

どうみても17〜19程度の若いホストだ

まあ関係は無いと思いいつもと同じように振舞った

そのホストから思いがけない言葉がでた

『あれ?城阪詩衣じゃね?』

!!!!!!!!!!!????????はい?

なんでしってんの!?詩衣は言葉がでなかった

『やっぱり?1ー3の城阪でしょ!?俺1−1の綾波心!』

同じ学校!?と詩衣は叫びそうになった

『すっげ!城阪としゃべれた!城阪ってクールビューティーでとっつきにくい

で有名なんだよ!』

テンション高!クールビューティーってなんだよ・・・。

『俺ら友達ね!』

心はにっこり笑うと詩衣の手を握った

詩衣は硬直したまんまだった

『ぢゃあまたね★!』

といって心はコンビニを出て行った

詩衣は硬直したまんまだった


これが詩衣と心の出会いになった

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