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ゴキブリ族の日常、関西弁のゴキブリ族が語るで!


「あーもう、こんなとこに住まわされるって、ワイらもほんまにゴキブリ冥利に尽きるっちゅう話やな!」

洞窟の片隅に集まったゴキブリ族の一団が、ワイワイと騒ぎながら今日の作業について話し合ってる。いや、言うたら作業ちゅうか、ほぼ『拠点自慢大会』やけどな。


「ほら見てみぃ!ここ、ワイが昨日拾てきたツルで編んだ飾りやで!どや、オシャレやろ?」

「おお!ほんまやな!えらい器用にツル編んどるやん!お前、ツル職人か思たわ!」


ツル職人って、ゴキブリにそんな職業があるかどうかは知らんけど、確かにこのツルで編んだ飾りは妙に凝ってる。ツルで作ったゴキブリ模様やら、ピョンと飛び出した感じがなんとも言えん味出してるわ。


「お前ら!ちゃんと仕事せぇや!拠点作りはまだまだ途中やねんで!」

と、奥の方から厳しめの声が聞こえてきた。あれは、うちのリーダーや!例の異世界から来たってやつやねん。ワイらにはちょっと信じられへん話やけどな。


「リーダー!ほら、ワイらもちゃんとやっとるっちゅう話や!なぁ、みんな!」

「せやせや!ワイらは真剣に、いや、ワイらなりに真剣に拠点作りに励んどるんや!」


リーダーも苦笑いしながら、肩をすくめて歩いてきた。「まぁ、ええけどな。でも、今日中に食料保管庫の安全対策終わらせるで!」


◇◇◇


「ほな、ワイらで食料保管庫の防衛線作るか!けど、ゴキブリがどないして防衛っちゅうねん…。」

一人がぼやき始めた。確かにな、ゴキブリに向いとる仕事って、普通は逃げるとか隠れるとかやし、防衛なんて柄ちゃう気もする。


「せやけど、お前ら、考えてみぃ。ワイら、いつも夜中にチョロチョロ動き回るの得意やろ?そやから、暗いとこで食料を守るんや!そう考えたら、むしろワイらの得意分野やんけ!」

「おおっ、なんか急にそれっぽいな!よっしゃ、やったろか!」


こうして、ワイらは暗がりをうまいこと使って、食料保管庫の周りに隠れ場所を作り、どこからでも様子が見れるように工夫し始めた。なんや、ワイらもやればできるやんか。


◇◇◇


「ところで、お前ら。ワイな、こないだ魔物の巣に忍び込んだ時、ええもん見つけたんやけど、興味あるか?」

と、あるゴキブリが得意げに話し始めた。みんなも興味津々で集まってくる。


「えっ、それって危ないやつやないんか?」

「なんや!どんなもん見つけたんや!」

「ほれ、これや。」


そのゴキブリが出してきたんは、ピカピカ光る石や。どうやら魔物の巣の中にあった宝石っぽいもんらしい。普段はワイら、地味に生活しとるからこんなキラキラしたもん見ることなんてほとんどない。


「おおお…なんやこれ、宝石みたいやな!」

「しかもピカピカ光っとるやん!持っとるだけでワイらの格が上がった気ぃするで!」


「いやいや、これ防衛対策に使おう思てんねん。魔物が光に惹かれるっちゅう話を聞いたことがあってな。」

「なるほど、これで魔物を引き寄せて、逆にうちらは別の場所から逃げるっちゅう作戦やな。賢いやんけ!」


こうして、ワイらはその光る石を食料保管庫の入口に設置し、もしも魔物が入ってきた時にはその光に惹かれてくれるようにした。ほんま、これで少しは安心や。


◇◇◇


しばらく作業を続けていると、腹が減ってきた。ゴキブリ族も人間と変わらず、腹が減ったら働けんっちゅうわけや。


「おい、ちょっと一旦休憩しよか?なんか食いもんないんか?」

「せやな。今日は例の木の実があるはずやで!リーダーが拾てきたやつな。」


リーダーが収集してくれた木の実は、ちょっとしたゴキブリ族のご馳走や。ほんのり甘みがあって、カリッとした歯応えがたまらんねん。


「うーん、うまいわ!これなら毎日でも食えるわ!」

「ほんまやなぁ。でも、この木の実もあとちょっとしか残ってへんのちゃうか?」


そう言われて、ちょっと気が引き締まった。地上の食料も無限やないし、ワイらもちゃんと計画立てて食うもん考えなあかん。


「ほな、今日のうちにもう少し備蓄を増やすか。食料保管庫の数も増やしといた方がええかもしれんな。」


こうして、ワイらは洞窟内をもう少し整理して、新しい食料保管場所を作り始めた。ゴキブリ族の本能が、どんどん備蓄を増やせと命じとるんや。


◇◇◇


「それにしても、ここもええ拠点やけど、もっと快適にしたいなぁ。なんか、ふかふかしたもん敷いてくつろげる場所が欲しいわ。」

「せやな、ワイもふかふかの苔みたいなもんがあったらええなぁって思とったとこや。」


ふと気がつけば、ワイらはもはや贅沢を求めるようになっていた。さすがにリーダーも苦笑いしながら、「お前ら、どんだけ居心地のええとこ目指しとるんや」と言い出した。


「いやいや、居心地がええほうが守りやすいやん?敵に見つかりにくくするためには、くつろげる場所がいるんや!」


こうして、ワイらは苔や小枝を集めて、ふかふかベッドスペースを作り出した。最初はただの地面やった場所が、みるみるうちに居心地のええリビングスペースになっていく。


「うわぁ、こら贅沢やで!ワイらゴキブリ族もここまで進化するとは思わんかったな!」


みんなが誇らしげに胸を張っているのを見ると、ワイもなんだか誇らしい気持ちになる。これで、地上での生活もますます楽しくなってきた。


◇◇◇


「なぁ、今度はもっと本格的な料理でもしてみよか?ワイらもそろそろ料理の腕を上げる時期ちゃうか?」


そんな提案が飛び出すと、みんなが一斉に食べ物の話で盛り上がり始めた。


「せやな、ただ食うだけやなくて、たまには焼いたり煮たりしたら、もっと美味なるかもしれん!」

「それええな!焼いたり煮たりできたら、ほんまに王様みたいやないか!」


ゴキブリ族が料理に挑戦するっちゅ


うのも、なんかワクワクする話や。次回はこの料理計画について話し合いながら、さらに豪華な拠点にするために準備を進めていこうと、みんなで大盛り上がりやった。


---


こんな感じで、ワイらゴキブリ族の生活は毎日がチャレンジと新発見の連続や。これからももっと楽しい拠点作りと新しい生活を続けていくで!

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