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異世界転生したらゴキブリでした  作者: Right
序盤: 地下での生誕と生存のための戦い
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地上探検隊結成!ゴキブリ族、ついに冒険へ


「地上って、どうなってんだろうなぁ…」


俺は地図のようなものを広げながら、ぼんやりとつぶやいた。地下での生活はだいぶ安定してきて、ゴキブリ族とネズミ族は仲良くやってるし、食糧の確保もスムーズだ。でも、最近はなんだか平和すぎて、ちょっと退屈してきたんだよな。


「リーダー、最近何か面白いことないんですか?」


ゴキブリ族の一匹が俺に尋ねてきた。確かに、ここ数日、大きな出来事は何も起きていない。みんなも少しマンネリしてきてるんだろうな。


「んー、面白いことねぇ…いや、あるじゃないか!」


俺はパッと閃いて、そのゴキブリに向かって指をさした。


「俺たちはずっと地下にこもってるけど、外の世界、つまり地上がどうなってるか、見てみたくないか?」


そう、ずっと気になっていたんだ。俺が異世界から来た時も、地上の光景は一瞬しか見えなかったし、この地下で生活してると、地上の存在なんて忘れそうになる。だけど、地上には冒険者や人間たちがいて、俺たちの知らない世界が広がっている。


「地上、か…でも、ゴキブリ族が地上に出ても大丈夫なのか?」


ゴキブリ族の一匹が不安そうに聞いてくる。そりゃ、今まで俺たちは地下でしか生活してこなかったから、地上の環境に対する不安もあるだろう。


「大丈夫だって。俺たちは地下で生きてきたけど、異世界にはいろんな可能性があるんだ。むしろ、地上に出て、新しい発見をするチャンスかもしれないぞ!」


俺は熱っぽく説得した。確かに不安はあるけど、それ以上に地上の世界を探検してみたいという好奇心が勝っていた。俺たちゴキブリ族は、異世界に来てからいろいろと成長してきたし、このまま地下に留まっていてはもったいない。


---探検隊結成の準備---


「そうと決まれば、まずは探検隊を結成しないとな!」


俺はすぐに行動に移ることにした。まずは誰を探検隊に選ぶかだ。もちろん、ゴキブリ族だけで行くのは少し心もとない。やっぱり、ネズミ族の力も借りた方が良さそうだな。


「おい、ネズミ族のリーダー、ちょっと相談があるんだが…」


俺はネズミ族のリーダーを探しに行き、地上探検の計画を話した。彼は少し驚いた顔をしながらも、すぐに理解してくれた。


「地上か…なるほど、面白そうな話だな。俺たちネズミ族も興味があるよ。地下の生活は慣れてるけど、地上に行ってみたことは一度もないからな。」


彼は目を輝かせながら言った。どうやら、ネズミ族も地上探検には興味津々らしい。よし、これでゴキブリ族とネズミ族の混成探検隊が結成されることになりそうだ。


「じゃあ、探検隊のメンバーは俺とお前、それから数人ずつ選んで編成しよう。地上は未知の場所だ。準備はしっかり整えておかないとな!」


俺たちは探検隊のメンバーを決めることにした。ゴキブリ族からは俊敏で情報収集が得意な奴らを、ネズミ族からは力持ちで道具を運べる奴らを選んだ。これで探検隊の骨組みは整った。


---装備と作戦会議---


「よし、探検隊の装備も確認しておこう。地上に出るってことは、何があるかわからないからな。」


俺は自信満々に声を張り上げながら、みんなで持っていく物をリストアップしていった。食料や水、武器、そして簡単な医薬品も用意しておく。俺たちゴキブリ族は小回りが利くけど、ネズミ族の方が体力があるから、荷物は分担して運ぶことにした。


「リーダー、地上にはどんな危険があるか分かってるのか?」


ネズミ族の一匹が俺に尋ねてきた。正直、地上の詳細な情報なんてほとんどない。でも、それが逆に冒険心をくすぐるんだ。


「分からないからこそ、探検するんだよ!未知の世界に飛び込むってのは、そういうもんさ!」


俺は笑いながら答えた。確かに、地上には人間や魔物がいるかもしれないし、危険も伴うだろう。でも、それ以上に未知の世界に挑む興奮があった。


「とにかく、俺たちはゴキブリ族だ。どんな隙間だってすり抜けられるし、危険が迫ればすぐに逃げられる。そうだろ?」


ゴキブリ族のメンバーも笑顔で頷いた。俺たちは地下でずっと生きてきた。どんな危険にも対応できる能力を持っている。だから、地上に行くってことも恐れる必要はない。


---出発の準備が整った---


「さて、装備も整ったし、メンバーも揃った。これで準備万端だな!」


俺は仲間たちに向かって声をかけた。みんなが手に武器や道具を持ち、期待に胸を膨らませている。ゴキブリ族とネズミ族が一緒に冒険に出るなんて、今まで考えもしなかったけど、今やそれが現実になろうとしている。


「リーダー、準備は完了しました。あとは、いつ出発するか決めるだけです!」


ネズミ族のリーダーが笑顔で報告してくる。よし、あとはタイミングを見て出発するだけだ。俺たちは地下での生活が安定しているからこそ、今こそ新しい挑戦をする時なんだ。


「よし、明日の朝に出発だ。夜中に準備をして、朝一で地上に向かうぞ!」


俺はみんなに向かって指示を出した。探検隊のメンバーも、それぞれに意気込んでいる。誰もが新しい冒険に期待しているんだ。


---探検隊の旅立ち---


そして、翌朝。俺たちは静かに地下の拠点を出発し、地上への道を進み始めた。ゴキブリ族とネズミ族が一列になり、地上への道をひたすら歩いていく。


「地上ってどんな感じなんだろうな…もしかして、全部が光で覆われてるのか?それとも、俺たちが思ってる以上に危険な場所なのか?」


俺は仲間たちと話しながら、地上についての想像を膨らませた。何が待っているか分からないからこそ、ワクワクするんだよな。


「リーダー、地上に着いたらまず何をするんですか?」


ゴキブリ族の一匹が尋ねてくる。俺は少し考えてから答えた。


「まずは地形を確認しよう。安全な場所があるか、それから食料の確保も重要だ。あと、危険な魔物や人間がいないかも確認しなきゃな。」


探検隊のメンバーたちは真剣な表情で頷いている。ゴキブリ族とネズミ族が協力して、未知の世界に挑むこの瞬間は、まさに異世界での新たな一歩だ。


---新たな冒険の始まり---


「よし、みんな!気を


引き締めていくぞ。俺たちはゴキブリ族とネズミ族の探検隊だ!未知の世界に挑む勇者たちだ!」


俺は拳を握りしめ、仲間たちに向かって声を上げた。探検隊のメンバーも、同じように拳を握りしめ、気合いを入れている。


「俺たちは異世界のゴキブリ族だ!どんな困難が待っていようと、乗り越えてみせる!」


こうして、俺たちゴキブリ族とネズミ族の探検隊は、ついに地上を目指して旅立った。未知の世界には、俺たちがまだ知らない数々の冒険が待っている。そして、その先には、新たな発見や危険もあるだろう。でも、俺たちはそれを楽しみにしているんだ。


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