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どうも、悪役令嬢に転生した男子です!  作者: ずうぉるふ
第一章
10/19

準備万端

「じゃあまず競売についたら侯爵を探して、そしたら次に品物、侯爵が何を欲しがっているのか明確にしてきて欲しいわ」


「お任せ下さい」


「じゃあこれを渡しておくわね」

リリーに大量の金貨の入った麻袋を渡す。


「できるなら侯爵が欲しがるものを競り落としてきて」


「ご期待に添えるよう尽力致します」


あとは私がリリーの休暇申請をしないと。

休暇を出すには雇い主である父の許可がないといけない。

父のいる執務室へ向かった。



◆◇◆◇


ドアを軽くノックする。

「ナディアです、お話があります」


「ナディアか、入りなさい」


入室の許可が出たので中へと進む。


「失礼致します」


「話とは何だ?」


「リリーに5日ほど休暇を与えたいのです」


「おぉ、そうか、それは構わないがナディアはそれで良いのか?」


「えぇ」


「では、その間の代わりの侍女を用意しよう」


「ありがとうございます、それとお父様、情報部隊の方々の貸し出しもありがとうございました」


「良い、可愛い我が娘のお願いだからな、聞かない訳にもいかない」


やれやれと言ったように父が苦笑する。


相変わらず娘に甘いお父様です。そのことがとても嬉しいのには変わりないですが。


「それでは、失礼致しました」



難なく休暇の許可を貰うことが出来ました...!競売は2日後。リリーの無事を祈りましょう。


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