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どうも、悪役令嬢に転生した男子です!  作者: ずうぉるふ
第一章
1/19

突然の出来事

ボーイズラブ要素が入ります。

残虐的な描写も入ります。


ここは病室。そよ風がいい感じに入る部屋だ。


「君のことがずっと好きだった」


幼なじみで親友の伊織が顔を真っ赤にして言った。


俺は思考が停止した。


え、好き?俺のことが?あ、like的な?loveじゃないよな?聞いてみようかな、いや、これでloveだったら超失礼じゃないか。どうする、早く何か答えなければ...!


えーと、うーん


「ありがとう...?」


つい、若干の疑問詞をつけてしまった。


伊織は数秒固まったあと全てわかったように苦笑した。

俺は全くわかっていないが。


「僕が言いたかっただけだから、あまり気にしないで」


そういうと「もう眠いから寝るね」と言って病室を出ることをやむなくされた。まだお日様めっちゃ出てますけどね。


◆◇◆◇


俺はさっきのことを考えながら帰っていた。「あまり気にしないで」って言っても無理じゃない?多分あの言い回しから考えてloveの方で好きだったってことだよな...。


「どうしようかなぁ」


そのとき、腹部に猛烈な痛みが走った。前から歩いてきていた男に腹を刺されていたのだ。通り魔か。


近道だからと人気のないところを通ったのがダメだった。


何度も刺されたため腹部からは大量の血が溢れ出てくる。


俺は意識を手放した。


◆◇◆◇


目が覚めると神様がいた。たぶん、神様。

長い髪とふさふさの髭を蓄えた老人だ。


「わしは神じゃ、お主付きの」


「俺付き?」


「そうじゃ、動物、植物、全ての命あるものに1人づつ神が付いておる。」


ほへぇ、としていると神様が続けて言った。

「して、お主は死んだ、次の転生はどうするかの」


俺はやっぱり死んだのか。母さんや父さん、妹にも何も言えなかったな。伊織も...


「お主が良いならわしが勝手に決めるぞ」


もうそれでいいか。特に希望ないしな。


「それでお願いします」


「うむ、それでは次の人生に幸多からんことを。」


にしても転生って本当にあるんだな。


主人公⋯幼い頃信号見ないで渡った。事故した。良いやつだけど少し抜けてる。友達多い。顔は可愛い感じ。


伊織⋯幼い頃から病弱。主人公が幼い頃に交通事故で入院したときに仲良くなった。痩せぎみだが見た目クールな感じのイケメン。(主人公から見た)性格はおっとり、優しい。


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