表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

向かいだき

作者: 赤城舎人

 気温2度の寒い夜。風呂を沸かそうと操作パネルを見ると、奇妙なボタンが出現していた。

「向かいだき.......?」

代わりに、追いだきのボタンは消えている。しかし、男は昼間の雪ですっかり体が冷えてしまっていた。

「とりあえず押してみるか」


 十分後、風呂を見に行くと無事温まっていた。体を洗い、浴槽に浸かる。

「なぁんだ、何もなかったじゃないか。やっぱり気のせいだったに違いない」

暫く温まっていられることに安堵した男はそのままうたた寝してしまった。

 その後十分の間に風呂の温度は2度まで低下。男は風邪を引いた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 温度を下げるボタンだったんですね。風邪くらいで済んでよかったです。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ