第六話意地と意地
「大至急集合せいとゆうから来てみれば、、、たかだか人殺しか、、、」
ヒーロー本部。そこには8人のヒーローと説明役の1人が集まっていた。
「私美容院の予約あるから早く行かなきゃなんだけど」
「美容院? 病院の間違いじゃねぇのかぁ?」
「あんた、なに、、、?」
「お? やんのか?」
8人は個性は揃い。仲良くできるわけもなく荒れていた。集められた8人は実力を認められ、本部任命の特任ヒーローの8人だ。1人の戦闘力で軍一隊に値すると言われている。
「口を慎めガキども。じゃねぇとそのあご切り落とすぞ、、、」
「あぁん!? お前もやんのか時代遅れが!!」
「斬るぞ、、、?」
「暴力はダメだよぉ〜」
「おっほん!! そろそろ本題に入りたいのですが、、、(全員自己中心的だな、、、)」
「早く話せ、、、俺は時間がないんだ、、」
「ではまだ2人来ていませんが開始いたします。私は進行役のロッチと申します。先程口頭でもお伝えした通り、格闘技ヒーローチームのテコンドー、プロレスが殺され、ライジンは重症です。3人とも上位に入る戦闘力を持っていましたが一方的にやられたようです」
「修行が足りんな、、、」
「俺が稽古つけてやろうか?」
「そして大事なのはここからです。犯人は如月 正斗と名乗り、ヒーローの全滅を目指し行動しているようです」
「如月とは、、、あの如月の子供か!?」
「あのガキか、、、」
「誰だよそいつ。ジジィどもだけで納得してんじゃあねぇよ!!」
「落ち着いてください!! 如月についてはまた後ほど説明をさせていただきますので、、、今はこの男に対しての対策などを立てていただきたく、、、」
「対策なんていらねぇよ!! きたら正面からぶっ殺す!!!」
「いや、しかし相当な手練れなはずじゃ、、、それほどに憎しみというものは重い、、、」
「だぁかぁらぁ!! ジジィ1人で分かりきってんじゃねぇ!! 俺らは負けねぇだろ!? 負けねぇし負けられねぇから特任なんだろ!?」
「それは確かに言う通りだな、、、」
「私も負ける気はしないわよ? まだ18のガキでしょ?」
「嬢ちゃんお前、20歳じゃんか」
「時代遅れはだまって!!」
「僕もできるだけ頑張るよ!!」
「(だめだ、、、統率が取れない、、、でも、この人たちなら大丈夫か、、、)」
「こいつはわしらが必ず止める。それがわしらの責任、、、ヒーローとしての意地じゃ」
「だからそれを俺にも教えろぉ!!!!」
東京都 地下
「結構疲れたな、、、一発当たっちまったがえぐいな、、、」
正斗の足は真っ赤に腫れ上がり肉は少し抉れていた。
「まあ休む気はねぇんだけどなぁ。あいつらは全員殺す、、、それが俺の意地だ、、、だから父さん、母さん、、、見ててくれ」
キャラ図鑑
No.5
ロッチ
好きなもの ササミ
嫌いなもの レバー
最近新車を買ったが事件に巻き込まれ3日でスクラップに
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