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第五話正義って、、、なんだ?

正義とはなんだ? 正義とはその場の環境によって変化する。戦争で敵方を100人殺せば英雄になれる。だが民間人を1人殺せば晴れて犯罪者だ。

命の価値とはなんだ? 命の重さとはなんだ? それを決めるのは、いつも勝者側だった。


「何と言おうと正義は我々だ!! 悪は滅する!!」


「おかしいじゃねぇかよ。お前らは命の価値は平等だとか、人を守るとか言って、人を殺して、裁かれてもいねぇじゃねぇかよ」


「それはお前たちが罪を犯すからだろう!!」


「じゃあ罪を犯していない人間は殺さないのか?」


「ああ、殺してはいない!!」


「違うな。お前たちは罪もない人を殺してる」


「でたらめを言うなっ!!」


「人はみんな誰かを殺してるんだ。数で、自分の中の固定概念で、周りの人を押し殺してる。それを理解していても必死に知らないふりをしてるだけだ。俺も、お前らも!! 結局はおんなじなんだよ、、、」


「俺たちを、、、お前と一緒にするなぁ!!」


腕が折れているプロレスが、正斗に殴りかかる。


「自分の正義を押し通したい。その気持ちは評価するよ。でもごめんな、、、俺にも正義があるんだ、、、」


悲しげな声を出しているが決して表情は変えずに正斗はプロレスの背後に周り首の骨を折る。プロレスの首は真後ろにいるはずのライジンの方向を見つめている。


「お前、、、ほんとにどこまで!!」


ライジンは怒りをあらわにして正斗に飛びかかる。


「悪りぃな。俺も止まってられねぇんだ」


ボキッ、バキッ


「あ、、、あぁ!!」


ライジンの足からは人からは普通ならない音がしていた。


「お前だけは生かしといてやるよ。本部の野郎どもに伝えろ。如月のガキだってな」


「う、うわぁぁぁ!!」


「ちっ、聞いちゃいねぇかまあいい。せいぜいあがいて生きるんだな」


そう言って正斗はその場をさり、そこに残ったのは2人の死体と、ライジンのみだった。


その後ライジンは本部により保護され、ヒーローを2人殺害、1人重症にした正斗はヒーロー本部から、A級犯罪者として追われることになった。


キャラ図鑑

No.2、3、4

テコンドー、ライジン、プロレス

3人とも年齢は30歳

好きなものはそれぞれ、テコンドー、総合格闘技、プロレス

嫌いなものは卑怯な手

3人は格闘技ヒーローとしてチームを組んでいたが正斗によってメンバーが2人殺され、1人が重症のため解散し引退。生き残ったライジンは歩けるようにリハビリの日々を続けている。

お読み頂きありがとうございます!!!もしよろしければ評価、ブクマお願いします!!!


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