凍った雪道にはご用心(200文字小説)
昨夜の雪が今朝は凍っていた。
駅前の横断歩道。
信号が点滅を始めた。僕は無理をせず立ち止まった。
その横をピンヒールの女性が走り抜けて行った
「危ない!」
そう叫んだ時には彼女は尻餅をついていた。
止まっていた車がクラクションを鳴らす。
焦った彼女はなかなか立ち上がれない。
見かねた僕は彼女に歩み寄り手を差し出した。
「ありがとうございます」
低い声で礼を言う彼女。
「えっ?」
女性だと思ったその人にはひげが生えていた。
昨夜の雪が今朝は凍っていた。
駅前の横断歩道。
信号が点滅を始めた。僕は無理をせず立ち止まった。
その横をピンヒールの女性が走り抜けて行った
「危ない!」
そう叫んだ時には彼女は尻餅をついていた。
止まっていた車がクラクションを鳴らす。
焦った彼女はなかなか立ち上がれない。
見かねた僕は彼女に歩み寄り手を差し出した。
「ありがとうございます」
低い声で礼を言う彼女。
「えっ?」
女性だと思ったその人にはひげが生えていた。
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