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200文字小説集 vol.2

凍った雪道にはご用心(200文字小説)

作者: 日下部良介

 昨夜の雪が今朝は凍っていた。


 駅前の横断歩道。

 信号が点滅を始めた。僕は無理をせず立ち止まった。

 その横をピンヒールの女性が走り抜けて行った

「危ない!」

 そう叫んだ時には彼女は尻餅をついていた。

 止まっていた車がクラクションを鳴らす。

 焦った彼女はなかなか立ち上がれない。

 見かねた僕は彼女に歩み寄り手を差し出した。

「ありがとうございます」

 低い声で礼を言う彼女。

「えっ?」


 女性だと思ったその人にはひげが生えていた。




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― 新着の感想 ―
[一言] 残念でしたね(笑) 雪道危ないのでお互い無理せず気を付けましょー。
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