08:道具屋と篭と野菜
な、長い。会話を想像して自分が持っていきたい方向にしようとしてるんですがなかなか野菜に辿りつけないorz
_と馬鹿なような本物の話を終えて商談だ
これだけの話となると何を要求されるやら(※現金は流通しているものの、物々交換・作業の委託が基本)
道具「とりあえず、次野菜の2割を」
いやいや、とりあえずって
道具「これがあれば、連作障害すらなくなる。3割でも安い」
「だったら、お前が育てりゃ良いだろうに。種+10位なら簡単に手にできるだろう」
_怪訝そうな顔つきで話しだす
道具「種+10なんか鼻で笑える品質をだした人の言葉とは思えない」
あっちゃ~。まあ小さい頃からやってるうえに品質の良い奴等を配合して創ってるから種+80位、3年放置しても60~70はまだ有るだろうな
「確かに、まだ種は有るし刻の砂があれば種+99を超えた野菜も夢じゃないだろうな」そう、種+99爺さん婆さんでも子々孫々受け継いで技術を繋げれば可能な領域
「分かった2割で受けよう。ただ報酬は次の…で良いのか?」
道具「問題ない、本題は次だから。
_それに野菜分配はあるんだから待てば良いだけ。更に安全保証が出来るまで試食役がいるはず」
_などとニヤニヤ( ̄ー ̄)しながら宣ってくれる。
コイツ、そこまで……。まあ聞いた話しじゃ火炎草以外入手も楽なうえコイツも平然と畑で量産出来るからな(品質は一定のうえ、高くない)、あと篭を持って30分位出かけるだけでHPが増えたりしてるからな。
道具「本題としては、コレ」
_どんっと重い音と共に取り出されたものは、鍵穴の存在する宝箱だった
「えーと、うん。まず2、3突っ込ませろ。お前そいつをどっから出した?」
_顔を真っ赤にしつつイヤンイヤンとでも言うかのように、体を揺すっている。ヤメイって!
「おいコラ、とぼけようとするな。」
道具「……………、解った」
沈黙長いわ!
道具「取り出したるは、この摩訶不思議な篭にごさい。」
_とぼけるの辞めてこれか、まぁ過去勇者は内容量が無限大とも言われた『道具袋』を持っていたっていうし、コイツが持っててもおかしくないか。
「解ったとりあえず、そういう道具ということにしようか。で、何処から宝箱何か持ってきた。お前ん家の宝箱は一般人侵入禁止なところに固定されて、動かないだろうに」
道具「私がいつアレを動かせないと言った?」
_…………………。
まあそうなんだけど唯一勇者だろうと荒らせない店の宝箱を……ん、?
「おい、お前まさか。それを創るとか言うのか?しかも外装じゃなく中身と鍵を」
道具「ご明察」
_やっと、村の発展に関わる話が出来ました。
早く宝箱を完成させるんだ!エタリたくないでゴサル、エタリたくないでゴサルww