プロローグ?
初投稿。とりあえず物語本編は次からなので読み飛ばしok
ただ村人の認識を書いてるだけです。
村人、それは弱さの代名詞
村人、それは棒読みの情報源
村人、それは搾取されるモノ
あらゆる、というと誤解があるが一般的なゲームでの村人の扱いはこのようなものである。
しかし、一つ確認して欲しい。その最弱たる彼らは、何故滅多に死なないのだろうか?
魔物が襲ってきて、無力な単なる人が生存できるか?
声を大にして否!!であると言おう
ある者は魔物の言語を学び、ある者は魔法を覚え、またある者は騎士よりも強固な肉体を手にする。
職業『村人』がまともだったならそうあるべきだ
なにせ、上等な装備を持つことを許されず、たった一人で村の外からの敵を撃退しなければ死体の山が築かれるだけだろうから………。
この物語の世界もまた『勇者』という職業が優遇されていた。
ア○ルだの、よ○ひこ、ロ○だの沢山いた。
ただ問題もあった。一山幾らとまでは言わなくとも国が価値を下落させていった。
なにせ、殺人・盗み・誘拐が大抵罪として裁けなかったからだ。
村をでて道端で会えば魔法使いは殺害され持ち物を奪われる。他人の家であっても勝手に商品として売られているものなら持って行かれる。
この二つはまだ良い、魔法を学んだものは体を鍛え古い恰好を捨てさり、魔物を効率よく倒した
家の物を盗られた者は、最終的な鍵でも開ければ鍵が壊れるような仕組みを作り挙げた。
ただ三つ目の問題は、どうすることもできなかった。
何故なら、村にその人物を連れて勇者が来ると、さも始めから居なかったかのような反応を~全員~がしてしまうからだ。その結果若者が消えていなくなる、知覚が曖昧なまま。
この物語は平凡な村人が勇者という理不尽に対抗し、自分の村を発展させるものである