第3話 不幸!?自業自得(笑)称号作成!!(スキルと称号)
正月明けなので少し長めにしてみました。
皆さんお久しぶりです。
異世界に来て男から女に性別が変わってしまった龍我峰 飛竜です。
天から変態との声が聞こえましたが、オレは変態じゃ無いです.........
確かに1時間位ほど揉んでいたのは確かですが、変態ではありません!!・・・・・・・
『閑話休題』
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さて、気を取り直してオレは体が女になっている事を確認した後、自分の容姿がどのようになっているかが分からない為、鏡みたいになるものを探すため小屋の中を再度見渡すことにした。
「それにしても、この小屋は多分鍛冶の工房みたいだな」
「炉に火も入ってないし、回りにホコリが積もってるからもう誰も使用していないし、人も来てないようだけど、何で武器や防具が幾つか置き去りになってるのか少し気になるな?」
回りを確認しながら鏡を探したが見当たらず、顔を確認できそうなのが、武器などの焼入れで冷やす桶のような物の中に水が入っているので、その水に顔を写すしかなさそうである。
オレは桶の中にある水に顔を覗きこんで見た。
髪の毛は腰の少し下まである日本人らしい黒髪で髪質は一本一本が細く綺麗なストレート、所謂ロングのストレートで顔は、目元は少しタレ目で鼻は小さく、目の瞳孔が少し大きめ、顔の輪郭は若干細めだが十分綺麗な顔立ちをしている。
てか、物凄い美人にも見えるし美少女にも見える。
「ん?オレってもしかしてメッチャ美人!?」
「その上この顔立ちに体は、オレの好みにド直球じゃん!何!神様ってオレに嫌がらせをする趣味でもあるのかよ!?ひどい、ひどすぎる.......orz」
取り敢えず心を落ち着かせる為に、小屋の中にあった椅子に腰を掛けて目を閉じ何も考えないようにしてしばらくじっとすることにした。
5分ほど経つと落ち着きを取り戻したが、同時に疑問が出てくる。
「いくらなんでも、落ち着くのが早過ぎる、何でこんな簡単にニュートラルに戻るんだ?」
「コッチに来る前のオレなら、まだパニックを起こしていてもおかしくないしな~」
「考えられるとすると、ステの中に何かあると考えるのが妥当かな?」
自分の考えを確認するために再度ステータスを開いて見る
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【ステータス】
レベル 1
名前 ジュリア エターナル (龍我峰 飛竜)
種族 神魔族
性別 女
年齢 17
称号表 美女とおっさん
職業 なし
HP 15/15
MP 7/7
パラメーター
筋力 5
魔力 3
体力 3
敏捷 7
知力 15
運 -200
加護 なし
契約 なし
装備
・異界の服
・異界の靴
・異界の鞄
保有スキル
格闘LV25 刀術Lv10 隠密Lv13 索敵Lv7 投擲Lv9 錬金Lv47 鍛冶Lv31
彫金Lv27 農林Lv66 調理Lv81 家事Lv92 裁縫Lv70 細工Lv52
異世界共通言語Lv∞ 異世界共通文字Lv∞
神 ■[現在使用出来ません] ■ 王 ■[現在使用出来ません] ■ ■化[現在使用出来ません]
称号裏
魂の調律者 異世界人 生産を志す者 秘境ハンター 家事の守護者 変態
神に造られし体 神と■ 王と■ ■を持つ者 不幸者
金 0E
スキルポイント 1000000000000P (レベルが低く、加護、契約などが無いため現在使用できるポイントは10000Pのみです)
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「もう、何から突っ込めばいいのか分かんねーよ!!」(怒、怒、怒)
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「はぁ↷ぁ、取り敢えず精神的なものに関係すると考えれば、称号裏の魂の調律者か神に造られし体と考えるのが妥当だと思うが、説明とかあるのか?」
試しにすて画面の魂の調律者を手で触って見ると、別アイコンが立ち上がり中に説明が書いてあったのでオレは、読んで見ることにした。
魂の調律者=神に魂を調律されし者、喜怒哀楽の感情を制限し激しい感情を起こしてもすぐにデフォルトに戻る事ができる。
特に恋愛感情は完全な制限を掛けてあり、恋や情愛、熱愛など恋愛がらみの感情はほぼ持つことは出来ない。
うん、これだ.............orz
・・・
・・
・
もう、他のも確認したくなくなってきたよ、は~
取り敢えず、名前のジュリア エターナルを使わなにようにして、年齢が17才って20も若くなってるし、女に関しては諦めるしかないかー
他も取り敢えず調べるか。
神魔族=神と■王と■ ■の力と■性を持つハイヒューマン
神に造られし体=神により生み出されし世界に一人しか存在しない種族
生産を志す者=あなたは立派な生産者です
秘境ハンター=未知なる土地に駆け巡る冒険野郎
家事の守護者=炊事洗濯裁縫なんでも御座れ、私こそ家の守護者、家事マスター
変態=あなたの為に送ります、天からの声!!あなたは立派な変態です
神と■ 王と■ ■を持つ者=開示レベルに達しっていません
不幸者=あなたにかける言葉がありません、強く挫けず生きてください(神)
オレの心が挫けたわ~~~~~~(笑)
他のステはなんとなく分かるけど、この称号裏とか訳わからん。
なんだよ、あなたは立派な変態ですとかあなたにかける言葉ありませんとか?ひとを馬鹿にしてるとしか思えないようなのばかりだし、ましてや称号表の
美女とおっさん=とても美しい外見なのに、中身は残念無念のタダのおっさんです。
とか、好きで女に、美女?美少女?になったんじゃねーよ!
「は~やめやめ、こう言う時は諦めが肝心だ、下手に考えるとド壺にハマる」
「これも、魂の調律者による影響かな。」
「取り敢えず、現在1兆ポイント在っても1万ポイントしか割り振り出来ないみたいだけど、でも1万でも多いな。」
ステータス画面を確認しながら考える。
HPやMPの他のパラメーターを見てもかなり低い、ゲームなんかの主人公が最初に持っているステータスと比べても低く感じるが、この世界の普通がこれくらいかなのかが今は分からないので、そこは無視するすることにした。
先にスキルポイントをパラメーターに割り振るようにしてからスキルの習得することにしてみるか。
HP 15/15 ⇨ 1734/1734
MP 7/7 ⇨ 1511/1511
筋力 5 ⇨ 1005
魔力 3 ⇨ 1003
体力 3 ⇨ 1003
敏捷 7 ⇨ 1007
知力 15 ⇨ 1015
運 -200 ⇨ -50
使用スキルポイント 8000ポイント
残り 2000ポイント
なんだろう、運だけ1000ポイント振ってもまだマイナスだし、魔力と体力を振ると多少増えるようだ。
直接HPやMPに振った方が効果的だけど、納得出来る部分もあるから、細かい事を気にはしないが。
次にスキルを見てみるか。
スキルは取り敢えず現状のスキルはそのままで、新規で取得をすることにした。
剣術、棒術、槍術、身体強化、魔法、ets
スキルクリエーター、称号作成、魔法作成
「ん?」
「なんか面白そうなのがあるけど、確認して見るか」
スキルクリエーター= スキルを想像し新たに創りだす 300P
称号作成= 称号表を自身で作成し変更出来る 50P
魔法作成= 現在存在していない魔法を作り出す事が出来る 250P
「よし取ろう」
「特に称号作成は絶対に欲しい。」
そんなこんなで、3つを取得し残り1400Pになったがそんなことは、構わずに称号作成を起動する。
「まず試しに適当な名前にするかな。」
5分ほど考えたが、なかなか思い浮かばず小屋の中を見渡しながら再度考え直していると、家政婦用の服とモップがオレの目に入ってきたので、お試し感覚的な感じで称号を決めて見た。
称号表 美女とおっさん ⇨ 至高にて究極そして最強のメイド
職業 なし ⇨ 神に頂く家政婦
称号を変更するとなんか自動的に職業も決まった。
そのあと直ぐに、頭のなかでアラート音が鳴り響き『ウーーーーウーーーーーウーーーーーーー』メッセージが流れ始めた。
『現在称号作成による称号の変更を確認しました。』
『変更された称号により自動的に職業も称号に相応しい職業に変更されます。』
『それにともない、現在保有しているスキルと称号裏の変更と追加を行います。』
『只今変更中、お待ちください』『只今変更中、お待ちください』『只今変更中、お待ちください』
「なんだ、なんだ!?」
「アナウンスが聞こえるとかびっくりするんだけど!取り敢えず、スキルによる変更をするとこうなると分かっただけましか」
『変更終了しました。』『変更終了にともない称号作成スキルをスキルから削除しました。』
『なお、今後再取得と称号変更は出来なくなりますのでご注意をお願いします。』
『では、良き人生を......』
・・・・・・・
・・・・
・・
・
「は?」「え?うそ?マジデ?」「うそ~ん!?」
アケおめ!!異世界に正月あるのか!?みんなの命ちゃんだよ~!
さて、第3話は正月明けと言うこ とで少し長めになってるけど、話が進んでないね~
今回ヒ~ちゃんはステータスを確認してたけど、パラメータはひどいし、称号もひどいうえスキルも逝っちゃてるよね!
最後なんかお遊びで称号を作成なんてするから、あんな目になるんだけどね(笑)
さてさて、お話はこれくらいにして
次回予告!!
称号作成による様々なステータスの変更!
自暴自棄になりながらも、魂の調律者であるため狂う事も壊れる事もできずにいる
飛竜!!
この後に彼が取る選択は!?
てか、サッサと小屋から出て行け!!(怒)
次回 「おい!!ウサギか熊かハッキリしろ!(ステータスと戦闘)