第8話 え?職業?そりゃ無いわ!?(妹様とメイドさん)
人は出しも表の顔と裏の顔を持っている。
それはオレも例外ではなく、そしてあなたも.............という訳で、龍我峰飛竜です。
さて突然何のことかとと思われますが、簡単に説明すれば内面と外側、いい顔悪い顔、家の中外面と思っていただければ結構です.........
オレも仕事の時の顔と趣味をしている時の顔は違うしね........
では、オレの妹はどうかというと.....
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「チョットあんた!なんであたしの名前知ってるのよ!?」
はてさてどうしたものか?
確かに顔は小さいころの妹に似ていたから、咄嗟に名前を出したけど、本当にオレの妹かどうかは今一納得できる所ではないが.............
こうしてても何も始まらないから、とりあえずライブラリーを使用してみるか......
【ステータス】
名前 アルティミア・ムーン・ライト (龍我峰 千華)
レベル 17
種族 ハイグランエストフェアリエルフ (至高帝妖精王種)
性別 女
年齢 15
称号表 黒の過去と現在を持つ者
職業 厨二発現者
パラメーター
HP 720/720
MP 3786/3786
筋力 315
魔力 2733
体力 514
敏捷 1002
知力 1970
運 95
加護 なし
契約 なし
装備
・異界の服
・異界の靴
・異界の鞄
・異界のアクセサリ
保有スキル
格闘Lv20 弓術Lv∞ 魔法Lv∞(火5水5、土5、風5、雷5、氷5、熱5、爆5、光5、闇5、樹5、重力5、空5、時空5、星5、月5、太陽5、世界5)
生活魔法Lv∞ 土木系魔法Lv∞
神聖魔法Lv3 (これ以上あがりません)精霊魔法Lv∞ 鑑定Lv99 隠密Lv30 索敵Lv50
隠蔽Lv20 アイテムボックスLv∞ 千里眼LV∞ ライブラリーLv∞
異世界共通文字 異世界共通言語
■ 球(現在使用できません)■ 球(現在使用できません)
称号裏
異世界人 厨二病 魔道を極めし者 弓の体現者 世界の都合を無視する者 ダメダメ脳 変人奇人
と出てくるが.......おーい妹よ......未だに厨二病はまずいだろ!?
お前今年で幾つになると思ってるんだよ!?
は!そうか!?
向こうでは27歳だがこちらではまだ15歳!ならば今が一番旬の時期か!?
と、つらつら千華のステータスを見て考えながら相手の顔を見ると......
最初驚いた顔をした後に、何かを舐るような視線に変えその後、ニヤニヤ嫌な顔をするようになった。
「えっとすみません、今どきますので」
そういってオレは横にずれようとしたら、肩をガシって音が出るほどにつかまれてしまい、怪訝におもい千華の顔を見ると
「ねー兄貴、何でこんな所にいるのかな?」
メチャバレテルンガナ!!!!!!
s、そ、そうか!千華もライブラリーを持ってるんだからオレを調べれば一発でばれるじゃないか!?
「ねーあたしが聞いてるんだけど、何でむしするのかな~?」
その笑顔が怖いわ!!
「いやね、無視したわけじゃなくてね、そのね、なんていうかね.....」
「ふーん、そうなんだ、いやねまさかこんな美人で美少女で可愛らしい女の子がね、いきなしあたしの裏の名前を言い出すからさ、覗いて見てみれば、実はあたしのお兄様だし!お兄様はこーんなにも、とてもとても素敵なお・ん・な・の・こになってるしねびっくりしたわ?」
冷や汗が止まらない!?
「ごめん!!これ以上はもうやめて!?」
泣きたいです!?妹にいじめられるとか無いわ~!
「ま、いいか......とりあえずここだと周りの注目を浴びるからどこか別の場所に行きましょ?」
千華に言われて初めて回りを見渡すと、周りにいる人たちは生暖かい目でオレと千華を見ていた。
うん、この場所にずっといるのは嫌だ!!
そんなこんなで宿屋に行き部屋を借りて前回の冒頭に戻るわけだが.........
「どうしてここに居ると言われても......仕事に行く途中で魔法陣みたいな物に引っかかって召喚されたからこの世界に居るんだけど?てかお前はどうしてこの世界に居るんだよ?」
「あたし?あたしも朝仕事で出勤途中に魔法陣で召喚されたからね!!」
まーそうだよな、手紙にも書いてあったけど813人の召喚がされるんだから、最初に召喚された人に会うこともあるだろうとは思ったけど........何で妹なんだよ!?
「あのさ、気になってるんだけど兄貴なんで女になってるの?」
「オレが聞きたいよ!?」
「他にもさー何あの称号表と職業?なに...ウケでも狙ってるんの?」
「称号と職業に尽いてはお前に言われたくはない!!がスキルを習得するときに称号を作成できるスキルが有ったから取得して試しに作成したら二度と変更できなくなった」
「へーそんなのあったんだ?てか兄貴.........」
「なんだよ?」
「バーカ」
グッ!!このクソガキ~!?
「てかお前も職業と称号では何も言えないだろ!?何だよ称号黒の過去と現在を持者って職業厨二発現者って昔も今も頭が汚染されている奴には馬鹿にされたくはないね!?」
「ふふーん、あたしは厨二病に誇りを持っているから何も問題はないは!!昔も今もこの体を翔る熱き思いは誰にも止められないし、止めさせはしないわ!!」
膝を折、両手を床につけうな垂れたオレはなぜか、妹に負けた気がしたように力が抜ける。
「そんなことよりも、現状でのあたしと兄貴の話をすり合わせるのと、手札の確認をして、今後どうするのか話しをした方がよくない?」
膝を突いてた状態から立ち上がり
「そうだな....そうしよう」
こうして、ようやくこれからの事を確認し始めるのであった。
うい~す!みんなにボクの愛を届けるために来た命ちゃんだよ!!
うんうん!
今回、ヒーちゃんの妹のアルちゃんとの話合いになったけど!
職業が厨二病とかないわ~!?
まークセが強いのがアルちゃんのいいところなんだけどね!!
ただ、ヒーちゃんにとっては苦手意識がありそうだけど、別段兄妹中が悪いわけじゃないよ~!
むしろアルちゃんはヒーちゃんの事が大好きだしね!
アル「こら!余計なことを言うなー!!!」
お~起こられちった!ゴメンネ~てへぺろ
あ!そうだ!?邪推されると困るから説明を追加すると、別にアルちゃんはヒーちゃんに恋愛感情は持っていないよ!
あるのは兄弟姉妹の家族愛が強いだけだよ!!
アル「だ・か・ら・余計な事はしゃべるな!?」
バキ、ボキ、ゴキ、
ザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザクザク
ガリガリガリガリガリ
ビキビキビキ
ウイーン、ゴーン
チュィーン.......
........
.......
......
...
..
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グシャ!!!!
『これ以上は放送できません』
『これ以上は放送できません』
『これ以上は放送できません』
『これ以上は放送できません』
『これ以上は放送できません』
『これ以上は放送できません』
『これ以上は放送できません』
次回予告「もちろん!一緒に行くに決まってるわよ!!!」




