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呼び声は成長と共に

作者: 彩葉
掲載日:2022/04/03

おいおまえ!


いばった口調で睨む君。

ここの砂場は俺らのもんだとふんぞり返り、持ってたシャベルを奪われる。


私はメソメソ、ベソかいて。

何も言えずに逃げ帰る。

シクシク、グズグズ、スッテンコロリ。



おいお前っ


焦った声を上げる君。

本読みながら階段降りるなよ、とまさかの注意。


それもそうだと本閉じる。

図書室と教室の距離がもどかしい。

スタスタ、トトト、廊下は走っちゃいけないよ。



おいお前……!


戸惑った声をかける君。

具合悪いんじゃないかと図星をグサリ。


無理はすんなの言葉に甘え、部活は休んで帰宅する。

グルグル、フワフワ、どうしてバレちゃったんだろう。



おいお前……


強ばった声を出した君。

そして続くまさかの質問。

『アイツの事好きなのか?』


え、何でどうしてそうなるの!?

私が好きなのは君なのに!

ドキドキ、アセアセ、その質問の意図は何?



おい────


いつものように名前を呼ぶ君。

今日何の日か覚えてるよなとソワソワしだす。


忘れる訳ないじゃない。

だって今日は大切な──

ニコニコ、トクトク、キュンキュン、ワクワク。


あなたが私を呼ぶだけで、心が弾んでうるさいの。



お読み下さりありがとうございます。


<以下、余談>


イメージとしては

幼稚園→小学生→中学生→高校生→大人

のつもりでした。


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― 新着の感想 ―
[一言] 彩葉様 イタリア皇帝です。 素晴らしい構成です。思わず「上手いなぁ」と感心してしまいました。 同じは言葉でも、状況が違えば意味が異なることは当たり前なのに、すっかり忘れていました。 この…
[一言] きゅんきゅんしました! 良いですね〜
2022/04/25 22:41 退会済み
管理
[良い点] イメージどおり成長を感じました おい──── ⇐コレが技あり! 急に感情移入しちゃって ズゴーンと作品のめり込みました。
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