お参り
僕は雫。至って普通の、何の変哲もない中学三年生さ。僕は今合格祈願のお参りをするために、博麗神社にきている!
ここは中々に凄い所でね。山の上にあって、周りには森しかない!だから辿り着くのも一苦労。
その代わり、しっかりお祈りすればその願いを叶えてくれるって言われてる。
僕は彼の難関校、築馬大付属高校を目指しているからね!
そういうわけで、お祈りを済ませて、帰ろうとしていたんだ。でも、ある二人組が目に入ったのさ。
一人は黒い帽子に赤いネクタイ、黒いスカートを履いた女の子で、もう一人も金髪の白い帽子をかぶった女の子だった。
「あの二人、何してるんだろう...」
その子達が博麗神社の横から森に入っていくんだ!僕は心配になってしまったんだよ。
僕は昔から人のことを異様に気にかけてしまう性格でね。あの二人のことも心配だったんだ。
それでつい、付いていって森の中に入ってしまったのさ。
森の中は、かなり静かだった。所々少しだけ舗装されていたけれども、二人は見失ったし、帰り道はわかんなくなっちゃったしで最悪だった。
あーもう!帰って勉強しなきゃいけないのに!二人についてきちゃって迷うなんて.......
僕は少しパニックになっていた。でも、その時ポケットからスマホが落ちたんだ。
「これだ!これで連絡を取ろう!」
でも、そんな僕の望みも簡単に断たれてしまったよ。圏外だったんだ。これじゃ電話もできない。
僕はその場にへたり込んでしまった。絶望していた。動けなくなっちゃってた。
でも、背後から唸り声が聞こえてきたんだ。それも、獲物を狙う獣の唸り声さ。
僕は必死に逃げた。走って走って走りまくって。でも、後ろから飛びつかれてしまったんだ。
僕は必死にもがいたけれど、獣の力は強くて、離れない。それで、噛み付かれてしまった。
僕は叫び声を上げた。
僕は突然襲ってくる痛みに完全にパニックになった。
僕、ここで死んじゃうのか....
「はっ!」
掛け声と共に、獣が鉄バットのようなもので殴り飛ばされる。
獣は石にぶつかって落下したが、即座を身を構えた。
しかし、突然炎が燃え上がり、獣の体を焼いた。
獣は、完全に死んだ。
「あなた、大丈夫?とりあえず治療するわ。」
彼女は包帯を噛まれたところに巻いてくれた。
「いい?あなたは今日はここで寝て。火は起こす。帰り道の紙を渡すから、これに従って帰りなさい。でないと...死ぬかもよ」
「は、はい。わかり...ました....」
それだけ言うと彼女は一枚の紙を俺の手に握らせ、火を起こしてから去っていった。
しかし、夜になれば腹は減るもの。俺は腹の虫の鳴き声を聞き飽きるほど聞いていた。
「腹が減った...何か食うもの....食うものはないか...?」
俺は周りを見渡して、1つのものに目が止まった。
そう、さっき焼けた獣だ。見ていると、いい具合にこんがり焼けていて、かなりうまそうだ...
俺は焼けた獣を持ってきて、硬そうな皮を棒で引き裂き、その中身にがっついた。
味は,,,そこそこ美味しかった。肉はミディアムレアに焼けていて、衛星概念さえ気にしなければそこそこいける肉だった。俺は一通り平らげると、少し地面に横たわることにした。
横から当たる炎の熱がちょうどよくあったかい....
さっきまではなかったはずのねむけがおそってきた...
俺は、その睡魔に身を託した。




