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犬の一歳は人間の18歳

本格犬サスペンスアクション

 ―――あれは何年前だったろうか?僕がこの家にもらわれてきたのは。僕が来た日。みんな喜んでくれてたな。


 あれからどれくらいたっただろうか。散歩にみんなで行って、弟が散歩中飛び越えようとして川に落ちたり、誕生日にお父さんが普段は無愛想なのに、とんかつをニコニコしながらくれたり、お兄ちゃんが部活の練習だと言って、僕を走りに連れ出してヘロヘロになったり。


 それらの思い出は鮮明に思いだせるのに、その思い出の光景と今目の前の光景が違いすぎる。否、正確に言えば面影はある。しかし、思い出の中にいる家族達がいなくなり、僕の住んでいる家は以前とは似ても似つかない光景になっていたのだ。


 そう、いなくなったのだ。忽然と。

犬以外も出ます

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