ラノベのタイトルが長いのはどう考えてもお前らが悪い!
俺は、中学生のときからラノベを読むのが好きだった。
中三のとき、俺の好きだった文庫のコンクールに応募した。
ジャンルは学園ハーレムものだった。
タイトルは、冥。
なぜこんな暗いイメージのタイトルにしたかというと、結構暗い話にしようと思ったからだ。
俺が応募した作品はたまたま大賞をとれた。
編集者は、俺の作品を書籍にするという。
これは、微笑ましいことだ。しかし、タイトルが微妙ということなので
タイトルをかえなければならなかった。
「冥、だけじゃ検索したときにめんどうなんですよ。」
たしかに、いいたいことはわかる。言葉の意味とか違う作品出たりとか
いちいちめんどうだ。
でも、冥ってかっこよくない?
「冥名デイリーライフとかはどうでしょうか。」
「なんか、しっくりこないんですよねー。」
「もう、最近はやってるやつくみあわせたらいいのかな…」
そして、俺は、持っているラノベを全部みた。
全てタイトルが20字こえている。
タイトルで全てを物語ってる。
「そうや、もういっそのこと、ラノベのタイトル長いから
ラノベ、タイトル長すぎるにしたらいいんじゃね?」
まあ、唯のぐちなんやがな。
そして、編集者に問い合わせてみると
「あっ、それいいですねーキラキラ」
いいのかよ!!!!
「でも、ハーレムってわかんないすよね。こうしたらどうでしょう?」
そこにうつしだされてたのは、編集者がだすようなものでもない
タイトルだった。
「え、でもこれ、パクリっていわれないでしょうか?」
「大丈夫~訴えられたら貴様のせいにするから。」
これが、THE…ブラック!
結局俺は、そのタイトルで連載を開始した。
訴えられないか心配だったが、案の定訴えられて
連載を休止してしまった。
あの、編集者、冥府で絶対殺してやる。
しかも、著作権侵害とかでめちゃくちゃ請求きた。
これ、会社のせいやろ、、、って油断ぶっこいてたが
会社「作者が全てやったことです」
ふざけんな!俺の人生なめやがって!
こうして俺は会社への復習劇がはじまろうとしていた…
(つづかない)