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植物人間と10年異世界の厄災  作者: ハセヲ
第1章 囚人少女と厄災脱獄
8/13

第6話「厄災行為と蝶の夢」

第6話まで来ましたっ!!!!

第1章もクライマックスです!!


司がこの世界で望むものとは!?


基本は毎週土日に一気に投稿するスタイルです!

平日も不定期に投稿するかも知れません!

二人で脱獄を開始した





通路奥の扉を開くと同じ建物とは思えないほどきれいで真っ白な

壁のカクカクの迷路があった。


照明になるものはないのに眩しいくらいに明るい。

どっから光が差し込んでるんだろうか



ちがう、コレは,,,




壁が自らが光っている。



こんな壁がこの世界にあるのか,,,


(牢屋の壁もそれにしろよ,,,)




司「さあ動くぞ,,,,,!」






記憶した通り警備員の通った道筋を辿ると簡単には迷路は突破できた。途中の警備員にも見つかることもなく、罠に引っ掛かることもなく。


ここまで完璧に突破した。

いとも、簡単に。




そのはずだった。





もうすでに罠に掛かっていることも知らずに,,,


司「まさかここまで順調にすすむなんてな」


メイス「やってみれば大したことないのね。

何が最高監獄よ。」


司「さっさとこっから脱出しちまおう」



何も考えず俺たち二人は奥の扉を開けた。

〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️




司「えっ,,,!?」

そこには暗く巨大な洞窟が広がっていた。


あの牢屋のように薄暗く。コケがはえた石垣の洞窟。


そして,,,そこには森の時のような大勢の騎士たちがいて。








俺たち二人に槍を向ける。







メイス「司!!話が違うじゃない!!ここから先も迷路って!!狭くて沢山の罠が仕掛けられていて、戦闘はできないから待ち伏せされることはないって!!!」


騎士達「バカな奴らめ、ここは最高監獄。常識的に考えてそんなに警備が薄いわけないだろう。」


何で,,,!!?


どうして!!?


ど こ で ま ち が え た !?




あの動きは狭い通路を渡るときのもの!

罠をさけるためのもののはず!!






一番偉そうな騎士「なかなか優秀だろう?

私の部下は。」


まさか!!



植物を生やしたはずの騎士「ここまで思い通りに行くとは思いませんでしたがね」



気 づ か れ て い た ! ! ?


植物を生やしたはずの騎士「私の能力は『計測』自分や味方のステータス状態を知る能力です。」


一番偉そうな騎士「体に植物を生されたことに気づき洞窟の中で迷路を進むような動きをして騙したのだ」


一番偉そうな騎士「「動きが分かる」ではなく「動きが見える」だったらよかったのになぁ!」


一般騎士「まぁ仮にその作戦がうまくいってもここまでの通路の『隠しカメラ』に気づいていない時点でここで待ち伏せされるのは変わらない。あなた達の脱獄はどのみち不可能だったのです。

罠ばかりに気を配られたマヌケな連中だ。」



司「クソッ!!」




ハメられた ! ! !


いや、ミスったのか!!?






メイス「こうなっったら!!わかってるわね!!ツカサァ!!」


司「わかった,,,!!」



こういうときは!





強行突破!!




イメージ,,,!


蟻の,,,!


一番偉そうな騎士「ものども!!かかレエェェェ!!!!!」


ウオオオオオオオォォォオオオォオオ!!!!!









司「アントポイズン!!!!」




騎士達「むぐぅ!!」

「んぐっ!!」

「あがぁ!!」

「かはっ!!」

「グフッ!!」


司「ッ!!!プハァ!!ハァ,,,ハァ,,,」

------------------------------------

「アントポイズン」Lv1

体を麻痺させるのに特化した毒を相手の体に長しこむ。

通常の毒より効果が長く体が思うように動かせなくなり呼吸が不安定になる

------------------------------------




大勢に向けて同時しようしたからひどく疲れた,,,


疲労による眠気が押し寄せてくるが早くここから出なければ!!


もう警備員の動きはあてにならない。

こっからは直感だけが頼りだ!






二人は奥へと走る。


メイス「直感なら私に任せて!!あんたは植物生やして地面にトラップが無いか警戒して!!」


司「これ,,,!以上,,,!ハァ,,,能力,,,!

使わせる,,,!ハァ,,,つもりっ,,,かよっ,,,!!!」


メイス「今は非常事態!文句いってらんないでしょーが!!」


司「わかっ,,,たよ!」



二つに別れた道を直感で選ぶ。


洞窟に似合わない草花を走り抜ける


所々で爆発が起こり爆風が二人を煽る



騎士達「グッ!マ,マテ!!」



騎士達「クソッ!カラダガウゴカン!!」


騎士達「仕方ない!アイツを呼べっ!」








司「まずいっ,,,!!行き止まりだっ!!」


目の前には石垣の壁

しかし時間は迫っている

引き下がることは出来ないっ!!







メイス「こんなもん!!こうよ!!」




足蹴りで壁を粉砕する。

道がないなら作ればいい

彼女の足がそういっていた





茜色の空が見える。

黄昏の光が差し込む。

メイス「やった外よここからでられ,,,,,,」








外には出た。だがそこにあったのは


崖と海そして紅き空


目にうつる絶望。






司「そんなっ!!」


メイス「ここまでなの!?」


騎士達「ハァハァ!!追い詰めたぞ!!

厄災と海賊メイス!!」


騎士達においつかれた!そしてその後ろには





,,,黒龍!?



翼をもったまがまがししい黒龍がそこにいた!!!

巨大な翼にむき出しのキバ、

いかにも狂暴な見た目をしている。


今にも誰かに襲いかかりそうなその黒龍は自身荒い息を押さえようとしていた。



司「なんでそんなモンスターが!!」


騎士達「国が買っているヴェルドラドという種の黒龍だ。ここは最高監獄だぞ?それくらいの力をいれんとな。まぁお前ら二人だけのために使うのはもったいない気もするがな」



司「なんでっ!こんなことをっ!!!非人道的な!!」


騎士達「こんなこと?自業自得だろう、その女は海賊の副団長で史上最悪の革命家の娘。そしてお前は世界をも滅ぼしかねん厄災。

お前らは生きてるだけで大罪だっ!!」




海賊,,,!?メイスが,,,!?

いや!そんなことは後だっ!!


どうするこの状況!!


なにをすればいい!!


黒龍をも倒せるような強大ななにか!!


この状況を変える奇跡!!


なにかないか!!




,,,!!





イメージ!





,,,,,,植物人間!!!



騎士達「貴様らの命運もここまで!!本当はあの監獄で火刑にして殺したかったがまぁいい,,,!死ぬがいい!!!正義のための犠牲となれ!!!この世界に安らぎをっ,,,,,!!」

騎士達「ゆけっ!!黒龍ヴェルドラドォ!!!」


黒龍「ブゥゥゥルルルルrrrrゥラァ!!!」




あんたらがっ!



人を殺すことでしか正義を語れないあんたらがっ!!




この世界の安らぎをっ!



正義をっ!!




語るなぁっ!!!






騎士「何ッ!!?」


周囲が眩しい光で照らされる


その光のなかには!!




正体不明の巨人「グオオオオオオオォォォォオオオォオオオ!!!!!!!」












騎士達の目の前に現れたのは「木々の巨人」


巨大な大樹をベースに様々な木と葉がからみつき、巨大な人の形をしている。その大きさは、黒龍の二倍ほどのもの。


------------------------------------

「木々の厄災」Lv1

目の前に超扱モンスター木々の巨人を召喚する。

使用者は体力消費が激しく気絶したように眠り

使用者の能力が未熟だと命令に従わず暴走する。

-----------------------------------

騎士達「ウ!!ウワァァアァァァアアアアァアア!!!!!!!」

一番偉そうな騎士達「ひっ、退くな!!こっちには黒龍がいる!!所詮木のかたまりだっ!!すぐに黒龍の炎で燃え尽き灰になるっ!!」


黒龍「グルルルルル!!!??」

木々の巨人は黒龍に向かい、暴れ、破壊し、襲いかかった。


二つの化け物が黄昏の中衝突した


押し勝ったのは、巨人の方。


黒龍も負けじと青い炎を吐き燃やそうとするが、巨人がまとっている息吹のオーラが炎をよせつけず簡単にかきけす。


今度は翼で吹き飛ばそうとするが巨人は地に根を張りびくともしない。


騎士達「ててて、撤退!!!!撤退だぁ!!!!!」

一番偉そうな騎士「バッ!バカモノ!!勝手に撤退す,,,ひっ!!!」


騎士達が振り替えるとそこには巨人に首を絞められている黒龍の姿があった。

必死に抵抗し抜け出すが息絶え絶えとなっている。



司「い,,,いまの,,,う,,,ち,,,,,,に,,,,,,!

海に,,,飛び込めっ,,,!!」


メイス「海に飛び込む!?あんた正気!!?」


司「助かる,,,には,,,それしか,,,な,,,い,,,」


司「オレ,,,を,,,信じて,,,くれ,,,!!」


ガクッ!


メイス「,,,!!!」


メイス「,,,信じるわよ!」


メイス「絶対助かって、厄災さんの生き様一番近くで確かめてやるんだから」


メイス「あんたは私が興味をもった人間よ。がっかりさせんじゃないわよ!」


メイスは司を抱え,,,,,,



黒龍「グ、グオオオオオオオォォォォオオオォオオオ!!!」

巨人「ウオオオオオオオォォオアアアアアアアア!!!!!!」



海に飛び込んだ!


メイス「ウオオオオオオオオ!!!!!!」





司のみる蝶の夢のために!!

司の異世界(ここ)での生き様のために!!

いかがだったでしょうか第6話。

最後の方叫んでばっかりになってしまいましたが

書いてて手応えがありました!


司は無事なのか!どこにたどり着くのか!!

これからの展開にご期待ください!

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