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植物人間と10年異世界の厄災  作者: ハセヲ
序章 悲しき死と転生の味
3/13

第2話「死と転生と寄生虫」

第2話です。

暗い1話とちがってわりと明るく

セリフいっぱいで読みやすくなったと思います。


追記

読者様から貴重な意見をいただきましたので

少し内容を付け足しました!

髪の長い老人「うーんコホン」


,,,老人と神秘的な部屋,,,まさか,,,このシチュエーションは!


老人「お前さんここがどこか分か、、、ってなんじゃその顔は,,,さっきまで死んだみたいな顔してたくせに,,,いやまぁ死んでるけど」


,,,オレはいま,,,死んでいる,,,つまり!


老人「お前さんがいまいる場(ry」


司「異世界転生ですかっ!?ですよね!!」


老人「」


司「アレッ!!違うんですか!!?」


老人「いや,,,まぁそうなんだけ(ry」


司「ッ!!シャァアァアァァアア!!!!」


老人「,,,ごめんやっぱ却下」


司「えぇぇぇえええぇえ!!??!?」


〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️



さっき想像したようにここはびっくりするくらい異世界転生ラノベに忠実な「天国」ってヤツで

この老人は「神様」らしい。



どこまで白く壁の見えない世界

空気中には本や数式がふわふわうかんでいるが学のないオレにはその本や数式がなんなのか、なにを意味するのか全くわからん


床は草原だが所々にひまわりが咲いてる

これだけ聞くと穏やかなイメージが湧くかもしれんが

この植物たちは真っ白で固まったようにピクリとも動かない


ここにいるのは赤いじゅうたんのうえに乗ってういてる

ロン毛の仙人コスプレ老人と青いじゅうたんのうえで正座させられているオレの二人だけ


話を聞くと悲惨な死を迎えたモノは神が救いを与えるとの事だそうだ。


でもトラックに引かれた程度の悲惨ではダメらしく自殺か人の悪意による殺傷じゃなきゃダメらしいが,,,


神「ここ最近は自殺者ばっかりでいっそがしいんじゃよ勘弁してくれ」


とのこと。


神「はいはい他にも並んでるからテキトーに救ってさっさと終わらせるぞい」


司「テキトーって,,,ひどいなぁ,,,ちゃんと救って下さいよ,,,」


ってかならんでる?何にもみえんのだが?神にだけ見えてるのか?


神「はいはい。では名前の確認じゃ。

加賀美 司であっとるかの?」


司「はい。間違いないです。(面接風なんだ)」


神「まぁ分かってると思うがお前は死んでしまった。」

神「死因は兄である加賀美 アラタにプラスドライバーで刺された事。頭に致命的なダメージが入り4ヶ月植物人間になりそのまま死亡した。」


司「はい。間違いないないです。」


神「死んだってのによく平気じゃのう

サイコパスかお前」


司「だって,,,」


神「?」


司「アレ以上生きててもイイコト無いと思うから,,,ぶっちゃけしんでよかったと思うんです」


神「あっそう」


司「無関心!!!」


神「だって自殺者から似たようなの聞いたもん

いちいち悲しんでたら疲れるわ」


司「ドライすぎるっ!!」


神「んで、求める救いは?寄生虫に転生か?」


司「いやいや!止めてくださいよ!なんでそんな心無い事言うんですか!!」


神「こっちはさんざん鬱病自殺者の相手してきてストレスたまってんるんじゃよ!もう最近の奴らはどいつもこいつもグチグチグチグチ!!」


司「知りませんよそんなの。ちゃんと仕事してください」


神「はいはい!やりゃーいいんでしょやりゃー」


(ムカつくなぁ)


神「で、ほしい救いは?」


司「人間としてファンタジー世界に転生したいですね。楽しいだろうな~。全部自分中心にまわって,,,」


神「そんなお前さんだけに都合のいい異世界なんてあるかボケが!!」


神「いっとくが異世界も一つの現実なんじゃよ!!お前さんにとっては物語の世界に入るような感覚かも知れんが、あの世界も異世界も天国(ここ)も一つの現実として捉えろ!!分かったか!!」


突然本が一斉に開く,,,んでその一つがオレの頭に落ちてくる


痛い


司「あっいやそういう訳じゃなくてチート能力さえもらえれば,,,」


神「そんなもんやるか。甘えんな。クズが。やっぱお前何にもわかってないの。異世界を思い通りにしようとするものに能力を持つ資格などない」


司「」


こんどは数式が落ちてくる


やっぱり痛い


司 (グスッ)


神「,,,ハァ」


神「わかった。わかった。」

神「ちゃんと能力はくれてやる」


司「ホントですか!?よかった~」


神「ただし2つだけじゃそれにチートじゃない。」


司「ほうほう、その二つって?」



神「植物を操る能力と毒を操る能力」



司「,,,地味っ!!なんで!?何でよりによって目立たない木属性!?」


神「植物人間になって死んだお前さんへの皮肉をかけた。不満か?」


司「何ですかそれ!?性格悪いなぁ!」


神「いっとくが、結構便利じゃぞ。この二つ。極めれば」


司「でもいまいち強くないというか。しょぼいというか。」


神「当たり前じゃ。強い能力をやると調子に乗りそうだからの。お前さんなんぞに言い様にされる異世界の住民がかわいそうじゃ」


司「いやっ。でもっ。」


神「不満かソウカソウカじゃあ能力無しで転生するといすことで(ry」

司「そ れ に し ま す !!!!」


神「ok ok」


〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️〰️


そしてオレは異世界に行くことになった


神「心の準備は?」

司「バッチリです!!」


神「ムカつくのう」

司「なんでっ!!?」


神「まぁいい!いってこい!!」

司「はいっ!」


本が一斉に閉じる


閉じて正方形を作り


鏡になった


数式が集まり橋を作る


橋を渡り鏡にとびこむ!!






異 世 界 転生!!!!

いかがだったでしょうか。

次回から本格的に物語が始まります。

ご期待ください!

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