第8話「眠りと女々しさと旅芸人」
お待たせしました第8話です!
今回は箸休め回です。
ちょいと薄味ですがすっきり頭に入ってくる話になると思います。
目を覚ますとそこには知らない天井があった。
空でもない。
牢獄の壁でもない。
洞窟でもない。
通路の光る壁でもない。
天国の白い景色でもない。
木の香る優しい砂色の壁,,,
少年「あっ!目が覚めましたか!?よかった!」
司「,,,,,,う~ん?」
誰だ。この子。
頭がボーッとする
とりあえず起きて,,,
少年「あっ、まだ安静にしててください。一週間も寝たきりでしたので」
司「?」
一週間?寝たきり?
そうだ、たしかオレは牢獄から脱獄して,,,
土壇場でバケモノを召喚して,,,
メイスと一緒に海に飛び込んで,,,
,,,助かったんだ。
ああ思い出してきた。
あの後意識だけ天国にいって,,,,,,
ってアレ?
,,,メイスは?
ガチャリ。
奥の扉が開く,,,,,,
メイス「あぁ生きてたのね!そんなやすやすと死なれたら厄災観察日記つけられなくなるじゃない。生きたいんでしょ厄災さん。」
少年「あっ!メイスさん!」
メイスが入ってきた。
良かった。無事だったの,,,か,,,って!
ちょいいいいいいいい!!!!!!!
オレが厄災って事平気でしゃべんなああああああ!!!!
また牢獄送りだろうがあああああああ!!!!
メイス「なーに青ざめてんの?もしかして厄災その事?大丈夫よ。コイツ全部知ってるから。」
あっ!なーんだ全部しってんのか~
メイスが海賊って事も。オレが厄災って事も,,,
え?
全部しってる!!!???
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メイスから詳しい話を聞いた。
どうやらメイスとオレは波に打ち上げられ、
意識を失っていたところをある人が見つけられその人物の弟子である少年の家に預けられることになったそうだ。
あの状況で助かったんだ。まさに奇跡だろう。
オレがいまいるこの場所はまさにその少年の家の部屋というわけだ。
司「んで、オレたちがここにいる理由はわかったけど,,,」
司「なんでその子が全部しってるわけ?」
少年「あの、セルトラルさんが,,,この人たちは指名手配の人って気づいて,,,思いきってメイスさんに聞いてみたら本当で,,,」
司「結局お前じゃねーか!!」
メイス「ナヨナヨしながら聞いてきたから腹立って全部しゃべってやったの。文句ある?」
文句しかないんですが,,,
司「え~っと、二つ質問いいかな?」
少年「あっはい、どうぞ」
司「その,,,セルトラルさんって,,,だれ?」
少年「セルトラルさんは僕の師匠です。手品にダンスに漫才などたくさんの芸をもっている今注目の旅芸人さんです。」
少年「一週間前にあなた達を見つけて僕の家で預かることになったんです。」
司「旅芸人なのに弟子の家はここにあるの?」
少年「いやあの,,,まだ弟子入りして5日間で,,,」
メイス「弟子にいきなり面倒事おしつけるって結構アレなヤツね。なんでそんなのに弟子入りしたのよ。」
いやアレなヤツってなんだよ,,,
少年「いえ!セルトラルさんはそんな方ではありません!!いつも女っぽいとか、女々しいとかでまわりからイジメられていたボクを助けてくれて、女々しいとか関係ない、自分のありたいようにあればそれでいいって言ってくれた優しくて頼れる素晴らしい人なんです!!」
メイス「な、なによ。いきなり強気になって!」
少年「ボクをバカにするのは構いませんが、○○さんを悪くいうのは許せません!」
司「アレ,,,?なんの話してたんだっけ,,,」
メイス「セルトラルの自慢大会でしょ?」
司「んなもんしてねーよ!!」
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司「えーっと話がそれたけど2つめいいかな?」
少年「はい」
司「オレたちが指名手配だってわかったのにどうしてかばってくれるの?」
少年「ぼくもそれ気になったんですけどセルトラルさんがこの人たちは悪い人にみえないって」
悪い人に見えない,,,か,,,
理解力の高いひとだなぁ
俺んちの親とちがって,,,
この世界にはちゃんとそういう人もいるんだな,,,
いや、
オレのまわりにいなかっただけか,,,
メイス「なんでもかんでもセルトラルさんセルトラルさんね。
自分のありたいようにしろって言われたんじゃないの?」
少年「ボクは自分の意思でセルトラルさんの意思にしたがってるんです」
それ自分の意思なのか,,,
司「あぁそういえば聞こうと思ってたんだけどメイス海賊だったんだね。びっくりしたよ。いままでどんなことして(ry」
メイス「はいプライバシーの侵害。それについてはノーコメントって牢獄の時いったでしょ」
司「」
司「あ、えーっと」
司「とりあえず、セルトラルさんに会わせてくれる?」
司「セルトラルさんの意思直接聞きたいし」
少年「あ、はいわかりました。」
少年がポケットからなにか取り出す,,,
,,,スマホだ
オレのもといた世界より魔法紋章っぽいのがついててファンタジーなデザインになっているがどうみてもスマホだ。
スマホあるんだ,,,この世界,,,
少年「あのもしもし、忙しい所すみませんセミットです。」
あ、キミセミットって名前なんだ,,,
セミット「指名手配の人達が会いたいっていってて,,,はい,,,はい,,,わかりました了解です」
セミット「会わせてもらえるそうです。10分後にこの町の公園で集合だそうです」
司「よしっ!」
まずは一歩前進だ。
これから9つの聖地へ旅に出ることになるんだ。
指名手配じゃろくにまちを出歩けない
仲間が必要なんだ
オレたちへの理解力があって指名手配じゃない人物。
オレたちとまわりのひとたちをつなぐ橋。
それがいまほしいもの。
セルトラルさんはその仲間にするにはうってつけ。
旅芸人なんだから旅の経験も豊富なはず。
なによりオレたちへの理解力がある。
セルトラルさんの旅に付き合わせてもらえば9つの聖地にもたどり着けるはず。
うまく仲間にいれてもらえばいいことづく,,,,,,
メイス「,,,づくめだっとか思ってんでしょ」
司「なっ!聞こえて,,,!」
メイス「いやただ漏れだし、ブツブツブツブツ気持ち悪いし、だいたい9つの聖地って何よ。私そんなの聞いたことないわよ。」
司「えっ知らないの?」
セミット「いえボクも知りません。観光名所ですか?」
うそだろ?
上級神さん達デタラメいったってのかよ。
待てっそうなってくると,,,
どうすりゃいいんだ!?
メイス「あといっとっけどセルトラルの旅につれてってもらうっていう話」
メイス「私は反対よ」
,,,は?
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司「な,,,なんで,,,そんなこというんだよ!」
メイス「確かにデメリットはないかも知れないけど,,,リスクはあるわ」
メイス「セルトラルが悪い人には見えないっていったそうだけど口だけの可能性もあるし、弱味にすることもできる、またセルトラルと仲間になる場合、セルトラルが気分次第で周りにチクることが出来るという状況が出来上がるのよ」
司「うーんそれは,,,まぁ,,,」
セミット「セルトラルさんはそんなことしません!!」
メイス「さぁ直接会うまでわっかんないわ。仮に善人だとしてもセルトラルの旅に付き合う何てゴメンだわ」
司「えっ!なんでっ!」
セミット「なんでそんなことっ!あなたやっぱり悪人なんじゃ!」
メイス「私はセルトラルの旅に引っ付く司の生き方なんて見ててもつまんないじゃない。」
メイス「司。その9つの聖地ってヤツ。それをめぐるのが異世界でアンタがしたいことの答えなんでしょ。」
司「うん、まぁ」
したいことっつーかしなきゃいけなくなったことだけど
メイス「私はあくまでセルトラルの旅じゃなくてあんたの旅に着いていきたいのよ。セルトラルじゃなくてアンタの意思にしたがって行動しなさいよ。」
,,,そっか
,,,それがみたいんだったねメイスは
,,,でも
,,,どうして
司「どうしてオレの生き様が知りたいって牢獄のとき思ったの?」
メイス「,,,」
メイス「知りたかったのよ,,,異世界からきた人間にこの世界はどう写るのか。」
第8話いかがでしょうか。
取り合えず一件落着した司達の話です。
メイスは司になにを思っているのか。
よくわかってくれたんじゃないかなと思います。
次回ついに○○と出会います!
ご期待ください!




