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【完結】なんでか転生した異世界で出来るだけの事はしてみようと思うけどこれってチートですか?  作者: よぎそーと
第13章

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524回目 誰もやってくれないから、自分でニート生活を作ってるのだ 7

 なんだかんだで表に出る必要がなくなってきたトモル。

 最近は家の中でゴロゴロしてるだけの日々になっている。

 時折外に出向きもするが。

 情勢によって左右される事のない毎日になってきている。

 そう言ってよければ、ニートらしい生活といえる。



 なのだが、ニートのくせに仕事はある。

 魔術にしろ科学にしろ、何らかの理論を考える。

 これが日常になっている。

「在宅ワークかよ」

 ふと、そんな言葉が口から漏れた。



 在宅で仕事が出来る環境にはなっている。

 まだ全土に普及してはいないが、通信回線が出来つつあった。

 パソコンが登場して性能が上がり。

 通信回線を使ってのやりとりが出来るようになっていた。

 これにより、トモル領限定ではあるが、インターネットが確立。

 それが世の中を変えていきつつある。



 おかげでトモルも家にいながら様々な理論を提唱する事が出来る。

 発表する場所にも困らない。

 だが、

「……こんなのニートじゃない」

 ぼやき声は止まる事無く続いていった。



 必要なのは分かってる。

 研究所や様々な機関、企業などで出される研究成果。

 それらもトモルの領地を大きく変えていっている。



 既に宇宙探査も実現され、衛星軌道には様々な用途の衛星が設置された。

 研究開発用施設も存在する。



 魔術の発展による心霊・霊界研究もだ。

 こちらも、魔術や魔力、その根源たる霊魂の有り様を探ってる。

 それも一定の成果を得てきている。



 そんな状態だが、それでもトモルの考えがまだ必要ではあった。

 トモルの持つ能力と技術は、研究機関の遙か先を行く。

 生きてるうちにその恩恵をと誰もが求めていた。

 トモルとしても、まだ様々な事を解明したい。

 そう思っていたので、とにかく思いつく限り様々な事を書き留めていく。



 そんなわけでトモルは引きこもりながらも遊んでる暇がなかった。

「おかしい…………、絶対におかしい…………」

 そんなぼやき声が何度も口をつく。

 しかし、現実は決して変わらない。



「相変わらず、家にいても仕事してるのね」

「これじゃ、部屋の掃除も出来ない」

「護衛が楽になるのは良いのだが」

「たまには外に出てもらわないと。

 神事もあるし」

 女房達は部屋でパソコンに向かうトモルを見て、そう呟いていった。

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