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【完結】なんでか転生した異世界で出来るだけの事はしてみようと思うけどこれってチートですか?  作者: よぎそーと
第13章

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501回目 暇つぶしと唯一の娯楽としての、ダンジョン潰し 4

 レベルが上がり、能力が高まる。

 それによって、必要な技術を身につけていく。

『長寿』を得るために。

 そこに辿りつく道はトモルが見つけている。

 寄り道は一切しない。



 レベルを先に上げてるのは、技術のレベルをあげやすくするためだ。

 能力値が高いと、技術レベルもあげやすい。

 この為、先に総合レベルをあげて、それから技術を伸ばすようにしていた。

 その方が効率が良い。



 女房達はそれに従っていく。

 トモルについてまわって総合レベルを上げていく。

 それから必要な技術をとり、それを成長させていく。

 一見遠回りにみえて、これが一番の近道だ。

 女房達は少しずつ『長寿』に向けて歩み続けていく。



 そうしてる間にも、モンスターの巣が消えていく。

 ダンジョン化してるものは次々と壊滅していく。

 これにより、他国において高レベルの人間が育ちにくくなっていく。

 対立する可能性のある者達の戦力を削る。

 その目的も達成していった。



 そうして各地のダンジョンを軒並み潰していく。

 女房達のレベルも格段に上昇していっている。

 既に伝説や伝承の領域にまで突入していた。

 ダンジョン破壊を始めて1年。

 ありえないほどの速度で女房達のレベルは上がった。

『長寿』に必要な技術も手に入れた。

 あとはそれぞれの技術を上げていくだけになる。



 それから2年。

 めでたく女房は『長寿』を手に入れる。

 トモルの目的の一つはここに達成された。



 だが、ダンジョンはまだ残ってる。

 それらを放置するわけにもいかない。

 大陸の人類側の版図に存在するものを、残らず潰していく。



 この時期、人類の勢力圏にあるモンスターの巣が一気に消滅していく。

 これにより、モンスターという脅威から大幅に解放される。

 今までモンスター対策に向けていた資源や労力。

 これらを他の方面に使っていく。

 人類の大半は、ようやく恐怖から解放された世界に入ろうとしていた。



 同時に、冒険者達は大幅に失業していく事になる。

 それらは他の仕事への転職を余儀なくされていく。

 働き口があればそれで問題なく事は終わる。

 だが、一気に大量の人間が職にあぶれるのだ。

 労働市場で受け入れきれるものではない。



 そして武装集団が職にあぶれればどうなるか。

 それは既に示されている。

 武装強盗団となり、あちこちで猛威を振るう。

 少しでもモンスターの巣が残ってれば、そちらに移動も出来ただろう。

 だが、それらもほとんど残ってない。

 となれば、食い扶持を求めて暴れるしかない。



 あちこちで騒動が起こり、騒乱になり、動乱が始まっていく。

 大陸のあちこちで火種がくすぶり始めた。

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