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【完結】なんでか転生した異世界で出来るだけの事はしてみようと思うけどこれってチートですか?  作者: よぎそーと
第13章

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499回目 暇つぶしと唯一の娯楽としての、ダンジョン潰し 2

 思い立ったが吉日。

 トモルは早速ダンジョン巡りを始めた。

 いつものように能力強化の魔術を使って、ダンジョンに向かって走っていく。



 しかし、即座にダンジョン破壊にうつるわけではない。

 ダンジョンの近くに発信器となる魔術装置を設置。

 転移魔術の目印を作って次のダンジョンへと向かう。

 ダンジョン破壊のついでにやりたい事があったからだ。



 そうしてあちこちのダンジョンの場所を確認し終える。

 そこでトモルは一旦自分の家に転移する。

 待たせてる女房達を回収するために。



「お待たせ」

 二日ほど家を空けていたトモルは、待っていた女房達に声をかける。

「それじゃ、行こうか」

 すぐさま外に連れ出していく。

 そんなトモルに、

「しょうがないわね」

 女房達は苦笑しながら続いた。



 今回のダンジョン破壊。

 それを実施するにあたり、トモルは女房も付き添わせる事にした。

 経験値を稼いでレベルを上げる為だ。

 それにより、手にしてほしい技術があった。



「目標は、『長寿』の修得。

 そこまで頑張るぞ」

 ダンジョン破壊のついでにやるのがこれだ。



 技術として得られる『長寿』

 これは文字通りの効果を発揮する。

 すなわち、通常より長生きする事が可能になる。

 もちろん栄養状態や健康状態次第ではある。

 それでも、通常の数倍くらいは長生き出来る。



 同時に、細胞の活性化などもなされる。

 つまり、若いままの状態で長く生きる事が出来る。

 レベルが極限まであがったトモルは、この技術を発見した。

 そして、この技術で伴侶にも一緒に長く生きてほしいと願った。



 長生きは生命を持つ者の願いだろう。

 だが、自分一人だけ長生きするのも悲しいものがある。

 なのでトモルは女房にも同じように長く生きてほしかった。

 一緒にいつまでも。

 その為にはレベルアップを施さねばならない。



 だからダンジョン破壊のついでに、女房のレベルを上げる事にした。

 もともと、必要な技術や能力を得るために、レベルはある程度上がってる。

 その後押しをすればいい。



 とはいえ、長寿は身につけるのにそれなりの条件が必要になる。

 前提条件になる技術がたくさんある。

 それらがレベルが一定以上でなくてはならない。

 まして、トモルと違って女房達は、一般的な能力値の持ち主だ。

 上手くいくかも分からない。



 それでもトモルは、可能性にかけて女房を連れ回す。

 こうでもしないと、一緒の時間をなかなかとれないというのもある。

 どうせなら、夫婦旅行も兼ねようと思いもした。

 ずいぶんと物騒な旅行内容であるが。



 もちろん、若返った女房とその場で即座にいちゃつくのも目的だ。

 そういう下心を含めて、トモルは今回のダンジョン巡りを行う事にした。

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