表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】なんでか転生した異世界で出来るだけの事はしてみようと思うけどこれってチートですか?  作者: よぎそーと
第13章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

492/531

492回目 本格的な隣国との戦争 7

「終わったー!」

 隣国との戦争が終わった時、トモルはそう叫んだ。

「これで終わった!」

 そう叫び続けた。

 何事かと周りにいた者達は思っていた。



 今回の戦争。

 これが終わった事で、様々な事が終わった。

 まず、隣国が全て弱小化した。

 これで攻め込まれる心配がなくなった。



 加えて、ヒライワツミ王国は多大な国土を得た。

 これだけでも、大国と言うにふさわしい規模になる。

 そこに人々を移住させて発展していけば、確実に大国になっていく。

 そんな国にわざわざ喧嘩を売る国はない。



 トモルが言ってる「終わった」というのはこういう事だ。

 もう無駄な争いは起こらない。

 下手に介入してくる馬鹿はともかくとして。

 下手に攻撃を仕掛ける者は消える。

 戦争は、おそらく二度と起こらない。

 ヒライワツミ王国を巻き込むようなものは。



 そう、戦争は終わったのだ。

 ヒライワツミ王国が関わるようなものは。

 それだけでもありがたい。

 これで無駄な出費がなくなる。

 これで、不要な死人が出ないで済む。

「やった!」

 そう喜ぶのも当然だ。



 とはいえ、諜報活動などは行われるだろう。

 こればかりは仕方が無い。

 人を完全に排除する方法なんてないのだから。

 それが破壊工作などにならない限りは大目に見るつもりでいた。

 あと、科学技術の持ち出しなど。

 こればかりはさすがに無理矢理にでも阻む必要がある。



 それでも、以前に比べれば、障害は減るだろう。

 邪魔をしてくる奴がいないというのはありがたい。



「これで国内開発に集中出来る……!」

 感無量といった気分だ。

 そのはしゃぎように、トモルの周りにいた者達は呆れる。

「何をやってるんだか」

「まったく」

 長年の連れ添いになってきたサエとサナエがため息を吐く。



 だが、トモルからすればこれほどありがたい事は無い。

 これでようやくニート生活構築に専念出来るのだから。

 あとは快適な生活空間を作っていくだけである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。


_____________________

 ファンティアへのリンクはこちら↓


【よぎそーとのネグラ 】
https://fantia.jp/posts/2691457


 投げ銭・チップを弾んでくれるとありがたい。
登録が必要なので、手間だとは思うが。

これまでの活動へ。
これからの執筆のために。

お話も少しだけ置いてある。
手にとってもらえるとありがたい。


_____________________



+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ