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【完結】なんでか転生した異世界で出来るだけの事はしてみようと思うけどこれってチートですか?  作者: よぎそーと
第13章

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481回目 一極集中から、全体の底上げへ 7

 前回の内戦のおりに攻め込んできていた隣国達。

 それらへの報復として、内戦がとりあえず終結した後に攻め込んだ。

 そして、国境沿いの地域を破壊して回った。

 不当に攻め込んできた事への復讐として。

 そして、回復に時間をとられ、攻め込む余裕を無くすために。



 これらはトモルからすれば当然の行動だった。

 いきなり攻め込んできたのだから、相応の報いは受けるべきである。

 そう考えているし、それも間違ってはいない。

 だが、相手もそう考えてるわけではない。



 ヒライワツミ王国に攻め込み、そして反撃を受けた各国。

 それらからすれば、冗談ではないというところだった。

 確かに攻め込みはした。

 それは確かだ。

 だが、その反撃として村や町、都市を破壊する必要があるのかと。



 あるに決まってる。

 攻撃してきたのだから、やり返されただけだ。

 攻め込まなければ、大勢の人間を失う事は無かった。

 瓦礫だらけの廃墟を誕生させる事はなかった。



 だが、反撃された国はそうは考えなかった。

 なにもここまでする事はないだろうと。

 自分のやった事を棚上げして文句を口にする。



 そんな連中と国境を接してるのだ。

 安心できるわけもない。

 再び攻め込んでくるのは目に見えている。

 国境地帯の修復と国力の回復が終わればすぐにでも来るだろう。



 それへの警戒もあり、トモルも色々と考えていた。

 戦っても負ける事は無い。

 だが、それにより兵力を振り向けねばならなくなる。

 そうなれば、モンスター領域の開拓は遅れる。

 それはそれで嫌なものだった。



「本当に面倒な奴らだ」

 隣国共の鬱陶しさに腹が立つ。

 だが、無いもしないで文句を言ってるわけにもいかない。

 対応と対策を実行しなければならない。



 そう考えてトモルは、暇を作って動いていた。

 隣国に潜入し、必要な工作をするために。

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