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【完結】なんでか転生した異世界で出来るだけの事はしてみようと思うけどこれってチートですか?  作者: よぎそーと
第13章

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478回目 一極集中から、全体の底上げへ 4

 そうした混乱を見せつつも、発展そのものは進んでいく。

 どうしても出てくる格差などは解消しようがない。

 時間の流れの中で落ち着いていくのを待つだけだ。



 そうした負の側面を抱えつつも、発展は続く。

 止まるわけにはいかないのだから。



 何はともあれ、この先の事も考えていく。

 現状をもとに、今後何をしていくかを。

 何はともあれ、人口は拡大している。

 それをもとにすれば、モンスター領域の更なる拡大も可能だ。

 そうして切り開いた地域になにを作っていくのか。

 そうした事を考えていく。



 また、資源の獲得も考えていく。

 一応、必要な資源はある程度確保してある。

 しかし、モンスターの領域を切り開く事が出来れば、新たな地下資源も獲得出来る。

 現在の段階ではまだ着手出来てない資源もある。

 それらを手に入れる事も視野に入れていく。



 人材育成も欠かせない。

 学校も高等教育や大学などの拡大を考えていく。

 研究機関の設立も視野に入る。

 現在存在するものの拡大も含めて。

 それらとは別に新規に設立する事も考えていく。



 トモルとしてはありがたい事に、パソコンもそろそろ視野に入ってきた。

 それにより、手書きから解放される。

 理論などはキーボード入力で行えるようになる。

 図面などはともかく、これでまだ頭の中にとどまってる理論を外に出せるようになる。



 手始めにタイプライターの開発をしていく。

 これにより、文字入力はかなり速くなった。

 使えるのが、いわゆる片仮名や平仮名といったものだけになるが。

 それでも、入力速度の向上は確かだ。

 おかげで様々な理論を出していけるようになった。



 それを基にして科学は更に発展していく。

 トモル以外にも研究者はいて、それらも様々な理論を打ち出しているのだが。

 どうしてもトモルにはかなわない。

 土台の能力が違うのだから仕方が無い。



 その為、今はまだトモルが全てを牽引する形になってしまっている。

 トモルとしてもどうにか改善したいのだが、これはどうにもならなかった。



 幸いなのは、研究者達もそれは納得してる事だった。

 能力が違うのなら仕方が無いと。

 なので、先端分野はトモルに任せている。

 研究者達はその先端からなにが派生するかを探っていく。

 そうして探っていくうちに、新たな考えに到達する事もある。

 なので、これはこれでやりがいのある物になっていた。



 そうしてトモルの領地は発展していく。

 理論段階では既に他の地域や国を大きく引き離してる。

 そういった理論から作り上げられる具体的な技術もだ。

 さすがに理論を形にするのは時間と手間がかかる。

 だが、それらも恐るべき早さで出来上がっていく。



 本来なら様々な試行錯誤が必要な事。

 それをすっ飛ばして答えが提示されてるのだから当然だろう。

 地球でならば、10年20年かかって検証した事が、数ヶ月で完了する事もあるのだ。

 そんなトモルの領域において、発展は止まることなく続いていく。

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