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【完結】なんでか転生した異世界で出来るだけの事はしてみようと思うけどこれってチートですか?  作者: よぎそーと
第2章

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47回目 管理してる連中も同罪である

 一度広間を出たトモルは、そのまま舎監の所へと向かっていく。

 生徒が夜中に集まっても全く姿を見せてこない。

 そこから察するに、何が起こってるのかが分かってるのだろう。

 分かってて無視ししてる、黙認してるのだろう。

 そんなの許すわけにはいかなかった。



 舎監室の扉の前に立ち、それを思い切り蹴飛ばす。

 強化魔術による能力上昇の助けもあって、扉は勢いよく吹き飛んだ。

 中にいた者達はそれに気づく事もなく寝ている。

 舎監室といっても結構大きく、寝室まで物音が届きにくいのだろう。

 それに、一度寝付いた人間はなかなか目をさまさない。

 起き上がってこなかった者達を責める事は出来まい。



 とはいえ、それは夜間担当や警備の者達までは及ばない。

 これらは夜間に何かあった場合に備えておかねばならない。

 貴族の子弟を抱えてるので、それらに何かあっては大変な事になる。

 それらへの対応をするべき者達まで寝ていたとなると、さすがに責任問題などにもなる。



 もっともそんな職務と関係なく責任をとらされていく。

 今そこで起こっていた新入生イビリの。

 それを放置していた事を。

 トモルによって徹底的に支払う羽目になっていく。



 飛び込んだトモルは夜間担当がいる部屋に押し入る。

 恐ろしい事に、彼らは職務放棄をして眠り込んでいた。

 そんな寝転げていたそいつらを叩き起こし……いや、叩きのめす。

 手足を使って、宿直室にいた二人の夜間担当者を、床の上で痛めつける。



 それから奥へと向かい、他の舎監達の部屋に入っていく。

 割り当てられた部屋で、舎監達は本当に心地良く寝ていた。

 それに腹が立って、眠りこけていた連中を叩きのめしていく。

 全てが等しく床の上でのたうちまわり、うめき声をあげていく。

 そんな連中を掴んで室外にまで持っていく。



 廊下に出た舎監達は、痛みをおぼえながら周りを見渡す。

 いまだに何がどうしてこうなってるのかが分からない。

 説明もないのだから当然だろう。

 そんな連中にトモルは命令をする。

「さっさと広間へ行け」



 一方的な物言いに舎監達は腹を立てていく。

 だが、すぐにそんな事を考えられなくなる。

 従わなければ、容赦のない痛みが襲ってくるからだ。

 それが一発だけで留まらない。

 言う事を聞くまで何回もやってくる。



 しかも、一撃が軽いわけではない。

 一般的な大人の二倍近い能力に、魔術による強化が上乗せされたものだ。

 それが容赦なくたたき込まれる。

 言うことを聞くまで何度も。



 待ってくれ、やめてくれ、という声は無視される。

 痛いんだ、体が動かないんだ、という訴えも却下される。

 舎監達は自分達の事情が一切斟酌されない事を体でおぼえこまされていく。

 そこに、舎監という立場などへの敬意など一切無い。

 そんな事も捨て去った容赦のないものだ。

 食らった者達は何度も悶絶する事になる。



 床や壁に叩きつけられたものもいる。

 天井まで吹き飛んで激突した者も。

 そして床まで落下して二度も衝撃を全身にうけていった。

「さっさと広間まで行け」

 再びトモルが口を開く。

「ここで死にたいならそのまま残ってろ」

 追加された言葉を聞いて舎監達は震え上がる。

 全員広間まで必死に這いつくばっていった。



 舎監達が悲惨な状態でやってきたのを見て、広間に残っていた者達からざわめきが起こる。

 新入生達は驚きのあまり呆然として。

 上級生達は何かが崩れていくような絶望を味わって。



 何はともあれ、これではっきりした事がある。

 この建物の中に、トモルにかなう者はいない。

 それを止める事が出来る者など存在しない。

 全ての命運は、新入生である8歳の子供が握っているのだと。

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