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【完結】なんでか転生した異世界で出来るだけの事はしてみようと思うけどこれってチートですか?  作者: よぎそーと
第13章

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460/531

460回目 戦争の終了と、戦争の開始 6

 藤園から奪取した土地は、現地の王族に返される。

 元々の所有者は彼らなのだから。

 そうして各地の王族に力をつけさせていく。



 旧氏族もついでにとりたて、拡大した王族達の領地経営と運営に従事させる。

 その教育のために、一時的にトモルの領地に出向く事にもなる。

 モンスターを倒してレベルを上げるためだ。

 そうして能力をあげ、技術を手にして成長する。

 こうして人材不足を解消していく。



 同時に発展も始まる。

 農業や工業、商業が格段に変わっていく。

 成長した人材と、トモルの提供する知識。

 これらが全てを変えていく。



 農作物の収穫が増大する。

 工業製品がひろまる。

 あちこちに商人が製品を持ち込む。

 そうして王族領は発展していく。



 引き換えに、藤園勢力の弱体化にもつながっていく。

 何せ、決して藤園と手を結ばないのだ。

 今までが散々だったので、王族のほとんどは手を切る。

 決して相手にしない。

 調略や籠絡される事もない。



 だからといって攻め込むのも難しい。

 単純に王族に刃向かうのが外聞が悪い。

 それを無視したとしても、簡単に攻め込めるほど弱いわけではない。

 戦えばどうなるのかは、対立する藤園がよく分かってる。

 なにせ、徹底的に蹂躙されるのだ。

 王都攻略における戦いでそれが示されている。

 今もまた、各地の混乱鎮定でその強さを示している。



 勝てるわけがない。

 それが対立する藤園の一致した見解だ。

 だからこそ、相手を調略しようとするのだが。

 交渉には一切応じない。

 だからどうにもならない。



 諜報がそもそも出来ない。

 なんとか内部情報を手に入れようと思っても、それも出来ない。

 トモルのところで高レベルに成長した者達が阻むのだ。

 精神操作の魔術であやしい人間をあぶりだす。

 そして、捕らえられた者達から情報が流れる。

 それをもとに新たな戦争になる。

 諜報活動を指示した者達の所に軍勢が差し向けられる。

 そのまま一家全員滅亡となる。



 なので、迂闊に手を出せなかった。

 下手に何かすれば、確実に滅びる。



 しかし、何もしなくても、藤園家というだけで攻め込んでくる。

 国を乱した奸賊と言って。

 実際にそうなのだから言い訳のしようもない。



 こうしてタカヤスの領地周辺から藤園討伐が進んでいく。

 藤園は少しずつ、だが確実に力を無くしていく。

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