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【完結】なんでか転生した異世界で出来るだけの事はしてみようと思うけどこれってチートですか?  作者: よぎそーと
第8章

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287回目 やらねばならない様々なお仕事 5

 やらねばならない教育はこれだけではない。

 冒険者の育成もせねばならない。

 今はレベルの上がった者が大分増えて手間も減りはした。

 しかし、モンスターの巣に突入させるには、まだまだトモルの力が必要だった。



 この際に必要な能力強化の魔術。

 これによる冒険者一人一人の底上げ。

 こんな事が出来るのはトモルしかいない。

 魔術を使えるようになった者は他にもいるが、そういった者達の力では数十から数百人という人数の能力強化は出来ない。

 そんな大規模な魔術を使える者など皆無である。

 このため、大量の冒険者を育成するなら、トモルの力を用いるしかなかった。



 そうまでしてでも冒険者の確保は必要不可欠である。

 現在、モンスターの領域に切り込み、これを確保するための兵力が必要になっている。

 その為には冒険者を用いるしかない。

 彼等に蔓延るモンスターを倒させねば地域を確保する事が出来ない。

 また、邪魔になるモンスターの巣を片付けるにも、冒険者を導入するしかない。

 急いで片付ける必要があるならトモルが動く。

 しかし、そこまで切迫してるわけではないなら、冒険者にやらせた方が都合が良い。

 だが、動ける人材がいなければどうにもならない。

 これの確保には地道なレベル上げしかないのだ。

 それを円滑に行うにはトモルの力が必要になる。



 何より、魔術機具や魔術道具を作動させるために、モンスターの核は必要だ。

 これを確保する為に冒険者は常に求められている。

 この世界の文明維持の為にも、冒険者は欠かせない社会の一部であった。



 他にも、短期間で能力・技術を得るために、モンスター退治をさせる事もある。

 役人や職人など、それこそ冒険者など生業にしない者達のだ。

 こういった職業の者でも、必要な能力を得る為の手っ取り早い手段としてモンスターとの戦闘をさせる。

 それによって得られる経験値でレベルアップし、能力を底上げしていく。

 また、レベルアップの時に得られる振り分け可能技能点数で技術を会得させもする。

 その際の危険を少しでも減らすために、トモルによる能力底上げが必要になる。



 これだけでも結構忙しくなってしまう。

 それこそ冒険者の引率で一日が潰れる事だってある。

 二日三日と付き添う事だってある

 その頻度は減っているのは確かだが、まだまだ忙しい日々が続いていた。



 他にも、魔術を用いた整地。

 魔術を用いた地下資源の探索。

 新たな入植地の探索。

 こういった事もトモルがこなさねばならない。

 いずれ他の者に任せられるようになるだろうが、それは先の事になる。

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