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77 ぬかよろこび
「ふー……ふー……」
うどんに息を吹きかけて冷ます美雪。
「…………」
「…………」
それを黙って見守る瑞葉と海彩。
「なんか喋れよっ。いや喋らなくていいから自分のうどん食べてろ」
「えー、なんか……」
「ね~?」
「……なんだよもう、気持ち悪いなあ」
美雪は恐る恐る、うどんを口に運んだ。
「熱くない~?」
「……熱くない」
「おいしい?」
「……おいしい」
「やったあ!」
「やったね~!」
「おまえらは作ってないだろ」
「ふー……ふー……」
うどんに息を吹きかけて冷ます美雪。
「…………」
「…………」
それを黙って見守る瑞葉と海彩。
「なんか喋れよっ。いや喋らなくていいから自分のうどん食べてろ」
「えー、なんか……」
「ね~?」
「……なんだよもう、気持ち悪いなあ」
美雪は恐る恐る、うどんを口に運んだ。
「熱くない~?」
「……熱くない」
「おいしい?」
「……おいしい」
「やったあ!」
「やったね~!」
「おまえらは作ってないだろ」
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