表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
みみみみ  作者: 椥桁
入学式の日
72/448

72 全部で五杯

「ご注文の品をお持ち致しました」

 盆に丼を三杯載せた店員が現れる。

「わ~い、きたきた~!」

「ささっ。一番できたてを雪ちゃんの元へ」

「どれも出来たてですよ。はい、こちら天ぷらうどんです」

 店員が盆から机の上へ、天ぷらうどんの入った丼を三杯下ろす。

「そちらは?」

「天ぷらうどんですよ」

「あちらは~?」

「天ぷらうどんですよ」

 瑞葉(みずは)海彩(みどり)の仕様もない質問にも、店員は丁寧にしっかり答えてくれる。

「全部天ぷらうどんですね!」

「おまえらが頼んだんだろうが、店員さんに迷惑かけるな!」

 美雪(みゆき)が我慢しきれずにツッコム。店員は微笑んでいた。

「ご注文の品は以上でよろしかったですか?」

「よろしかったです!」

「ふふっ。それではごゆっくりどうぞ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ