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みみみみ  作者: 椥桁
入学式の日
71/448

71 ちょっと帰りたい

「ではご注文を繰り返させて頂きます。天ぷらうどん三杯、でよろしいでしょうか」

「はい」

「みっつ一緒におねがいします~!」

「もし無理なら一番できたてをこの人に!」

 海彩(みどり)は指を三本立て、瑞葉(みずは)美雪(みゆき)に手を向ける。

「はい、かしこまりました」

「あ、いえ、こいつらの言うことは気にしなくていいですから」

 顔を少し赤くした美雪が、向けられた瑞葉の手を軽く握り締めた。

「ふふっ、楽しそうでいいですね」

 店員は口元に手を当てて優しく微笑む。

「楽しいよ!」

「いいでしょ~!」

「はい。でももう少しだけ、静かにお願いしますね」

「はい!」

「は~い」

「それでは暫くお待ち下さい」

「はい……なんかいろいろすみません……」

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