表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
みみみみ  作者: 椥桁
入学式の日
69/448

69 丼二杯、小皿二枚

「ご注文が決まりましたらこちらのボタンでお呼び下さい」

 店員が水の入ったコップを三杯置いていく。

「……今の店員さん、胸おっきかったね」

 瑞葉(みずは)がこっそり言う。

「ね~」

 海彩(みどり)が相槌を打つ。

「おまえらどこ見てんだよ……。ってかその手の動きやめろ!」

 瑞葉は美雪(みゆき)の方に向けて空中で両手を揉み揉みと動かしていた。

「揉むとおっきくなるっていうよ?」

「都市伝説だから!」

「おっきくしなくていいの~?」

「しなくていいよ」

「あたしは雪ちゃんのおっぱいを大きくしたいよ!」

「おま……っ、だまれ! へんたい!」

「雪ちゃん赤くなってる~」

「なってない! メニュー決めるぞ。メニュー」

 逃げるように美雪はメニュー表で顔を隠した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ