表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
みみみみ  作者: 椥桁
入学式の日
65/448

65 一年中

「で、うどんにする? 赤飯にする?」

「それとも、あ、た、し?」

 選択を迫る美雪(みゆき)に、瑞葉(みずは)は上目遣いになり唇に指を当てて更に選択肢を付け加える。

「食べ物で頼む」

「えー。あたし雪ちゃんと海彩(みどり)ちゃんになら食べられてもいいよ?」

「食べないよ……」

「アタシは雪ちゃん食べれるよ~?」

「食べなくていいから……」

「あいだを取って冷やし中華はどお!」

「どこをどう取ると冷やし中華になるんだよ」

「まだ始まってないかも~」

「かもな」

「ちょっと冷やし中華始めてもらえるよう頼んでくる!」

「頼まなくていいから! 元々候補に上がってないし!」

「お赤飯はじめました~」

「祝い時だけでいいから!」

「おうどん始めました!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ