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みみみみ  作者: 椥桁
日常
377/448

377 こどもだち

「自分の子が同じ歳だったら楽しそうだよね!」

 瑞葉(みずは)は窓ガラスに映る自分の姿に目を向ける。

「楽しそ~。友達みたいだよね~」

 同じように海彩(みどり)も窓ガラスを見た。

「無理があるだろ」

 にやけながら空想にふける二人を、美雪(みゆき)が現実に引き戻そうとする。

「あたし、がんばる。がんばるよ!」

「頑張ってどうにかなるもんじゃないよ……」

 両手をギュッと握って力を込める瑞葉に、美雪は溜息をこぼした。

「双子とかじゃ、ダメなの~?」

「姉妹じゃ駄目なの! 子供がいいの!」

 海彩の提案にも瑞葉は首を振る。

「今更双子も無理だよっ」

 思わず美雪がツッコミを入れた。

「あ。雪ちゃんがいたわ」

「いた~」

「わたしはお前らの子じゃないからなっ!」

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