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みみみみ  作者: 椥桁
日常
373/448

373 副委員長

「副委員長は江口霜乃で決定。反対がなければはい拍手」

 みんな三田(みた)先生に合わせて手を叩く。

「…………」

「推薦したなら叩けや!」

 一人だけ手を叩かない瑞葉(みずは)に、先生は気付いた。

「あたしは免除されてるかと思いました」

「なんでそう思うんだよ……。手くらい叩け」

「叩いてあたしに何の得があるんですか!」

「江口が副委員になるだろ」

「それであたしに何の得があるんですか!」

「じゃあなんで推薦したんだよ……」

「適任だと思ったからです」

「じゃあ拍手しろよ!」

「拍手してあたしに何の得があるんですか!」

「はい決定ー。副委員長は江口霜乃、委員長は山梨桃子で。半年間よろしく」

「ずるい!」

「ずるくない」

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