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みみみみ  作者: 椥桁
日常
357/448

357 生みの親、育ての親

「雪ちゃんさあ。今は昼休み中だけど、ここ教室だからさ。声の大きさ自重してね」

 こっそりと瑞葉(みずは)が告げた。

「お前が話の内容自重しろっ!」

「ほらまた!」

 美雪(みゆき)の声の大きさを、瑞葉が注意する。

「あはは~」

 海彩(みどり)が吹き出した。

「まったくもう。親の顔が見てみたいよ」

 呆れたように瑞葉が言う。

「見たことあるだろ」

「ああ、あたしか」

 ひとり納得し、ぽんと手を叩いた。

「違えよっ!」

「アタシか~」

 美雪が否定すると海彩も瑞葉を真似て手を合わせる。

「違うからっ」

「おやっ?」

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