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みみみみ  作者: 椥桁
日常
341/448

341 温度差

「静岡さん、椅子ありがとね!」

 瑞葉(みずは)が、隣の子から受け取った椅子を移動させる。

「ん……」

 その子は顔を伏せると、隠れるようにどこかへ行ってしまった。

「雪ちゃんのお弁当はいらないんだってさ。食べたくないってさ」

「そういう意味じゃないよっ、遠慮しただけだよきっと」

 美雪(みゆき)は隠れていった子の気持ちを代弁した。

「あの子も混ぜる~?」

 提案する海彩(みどり)

「えー、いいよー。どうせどっかで食べてるよー」

 瑞葉は手を振った。

「冷たっ!」

「あたしが温かいのは雪ちゃんと海彩ちゃんにだけだからね!」

「ありがたいけど、人としてどうかと思うぞ……」

「瑞葉、雪ちゃんとアタシにも冷たいときあるよね~……?」

「あ、えと……、それはそれ!」

「どれだよ」

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