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みみみみ  作者: 椥桁
日常
326/448

326 公共の場

「えへへ~」

「へへへ」

 海彩(みどり)瑞葉(みずは)の手を両手で握った。

「やめなさいな。こんなところでっ」

 美雪(みゆき)は教室の中を見回した。特に注目されてないようで、ほっとする。

「雪ちゃん、挙動不審だよ?」

「あやしいよ~?」

「でも、そんな雪ちゃんでもあたし達は友達だからね!」

 瑞葉と海彩が口々に言う。

「いいよもう、わたしは別で……」

 美雪は一歩下がった。

「アタシたちと友達じゃ、ヤなの~……?」

 海彩が瑞葉と片手を繋いだまま、もう片方の手を美雪に伸ばす。

「恋人がいいの? ん?」

 上目使いになりながら、瑞葉も片手を美雪へと伸ばした。

「それは勘弁」

「ひどい」

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