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みみみみ  作者: 椥桁
入学式の日
300/448

300 またね、

「いやー。喋った喋った」

「お店にとっては騒がしくて大迷惑だっただろうな……」

 うどん屋を出て、瑞葉(みずは)が満足そうに伸びをしていると、美雪(みゆき)は店の人に申し訳なく思った。

「あたしも~」

「おまえは全然だろ」

 海彩(みどり)が自分を指差すと美雪がツッコミを入れた。

「雪ちゃんが席を外したときとか、海彩ちゃんたくさん喋ってたよ?」

「わたしがいると会話しづらいみたいなこと言うのやめてっ!」

「……ほら見て! 空! いい色!!」

 空を見ずに瑞葉は言った。

「話を逸らさないでっ!?」

「今日がもうおわるね~」

 海彩がのんびりと空を見上げる。

「そして明日からいよいよ、始まるね!」

「たのしみだね~」

「今までとそんなに変わんないだろうなあ」

 美雪は小さく苦笑した。

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