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みみみみ  作者: 椥桁
入学式の日
27/448

27 実は不安だったこと

「そ、れ、よ、り、も!」

 美雪(みゆき)が語気を強めて言った。

「なになに~?」

「どうしたの?」

 海彩(みどり)瑞葉(みずは)が反応する。

「わたしら学校の前でこんなことしてる場合じゃなくないか」

「どゆこと?」

「だって、まず海彩が待ち合わせ場所に遅刻して来ただろ?」

「うん、そだね」

「ごめんね~」

「いいよ。で、その後瑞葉がずっとふざけてただろ?」

「そうだね~」

「ごめんね!」

「…………。浪費した時間を時間を計算すると、わたしら大遅刻なんですが」

「ちょっと! あたしも許してよ雪ちゃん! まあでも大丈夫、あたしにまかせて!」

 瑞葉がどんっと胸を張る。

「いや、無理だろ。てか手遅れだろ」

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