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みみみみ  作者: 椥桁
入学式の日
170/448

170 シイタケ

「海彩ちゃんはエリンギ派だからなー」

 瑞葉(みずは)が一人で納得したように頷く。

「何その情報」

 美雪(みゆき)は思わず海彩(みどり)の方を見た。

「え~。アタシキノコ苦手だよ~」

 首をフルフルと横に振る海彩。

「間違ってんじゃねえかっ」

「あれー。おかしいな」

「なんかね~。あの、食感がね~。うわわ~、ってなる~~」

「そっかあ、うわわ、ってなるかあ」

「ホントだよ~?」

「そだ、思い出した! エリンギじゃなくてマツタケだ!」

「一文字も掠ってない上に、結局茸かよっ」

「あ~~! マツタケは食べれるよ~」

「贅沢かっ」

「マツタケはね~……。味が食感に勝ってる」

「味が勝ってる……?」

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