表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
みみみみ  作者: 椥桁
入学式の日
165/448

165 創始

「アタシが死んだらどうする~?」

 海彩(みどり)が首を傾けて尋ねる。

「重い、話が重いよ」

 引き気味な美雪(みゆき)

「アイフルー!」

 瑞葉(みずは)が笑顔で答える。

「おまえは軽すぎるわ!」

「雪ちゃん、静かに」

 美雪の唇に瑞葉は人差指を立てる。

「え、あ、ごめん……」

「ま、あたしの方が騒いでる自信あるけどね」

「おいっ」

「騒死。やかましくて死ぬ」

「弱いっ」

「あ~。アタシ騒死だ~……。もうダメだ~……」

 海彩が自分の首をゆらゆらと揺らす。

「大丈夫、そんなのないからっ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ