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みみみみ  作者: 椥桁
入学式の日
156/448

156 改変

「あーあ、雪ちゃん独り占めるの失敗しちゃったね」

 肩を落とす瑞葉(みずは)

「ね~、残念~」

 海彩(みどり)はそれに頷きを返す。

「……独り占めされてなくても、わたしはおまえらの側にいるから」

 美雪(みゆき)がぼそりと呟いた。

 すかさず、瑞葉は美雪に詰め寄る。

「え、なに、もう一回言って」

「独り占めできてなくても、おまえらはわたしの側にいるだろっ」

 美雪の頬がほんのり赤く染まっていく。

「さっきのとちょっと違う気がする」

「違わない!」

「気のせい~?」

「そうだよ」

「あれかな? 自分で言って照れちゃたのかな?」

「恥ずかしかったのかな~?」

「おまえら絶対聞こえてただろっ」

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