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みみみみ  作者: 椥桁
入学式の日
148/448

148 大切な時間

「なんで雪ちゃんといっしょにいる時間は長く感じるんだろうね~?」

「ねー?」

「別にわたしは関係ないだろ……」

 首を傾け合う海彩(みどり)瑞葉(みずは)に、少し照れる美雪(みゆき)

「たのしいからかな~!」

 海彩が超絶笑顔を浮かべる。

「それだ!!」

「それじゃないです」

「えー、でも、楽しい時間は早く過ぎてく、ってよく聞くよ?」

「完全に逆だな」

「でも~。たのしい時間のほうが長く思い出に残るよ~?」

「それだ!!」

「まあ、一理あるな」

「おや? 雪ちゃんもあたしたちと一緒にいるの楽しい?」

「ん。楽しくなくはない」

 美雪は二人から視線を逸らす。頬がほんのり赤く染まっていった。

「あらあら、まあまあ」

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