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みみみみ  作者: 椥桁
入学式の日
144/448

144 浄化

「例えば、綺麗なものに汚いものを擦り付けるとどうなる?」

「汚いものが綺麗になっていく……!」

「おしいっ」

「へ?」

「綺麗なものが汚くなっちゃうだろ」

(ゆき)ちゃん、自分が綺麗だって自覚あるの?」

「ないけど」

「大丈夫、雪ちゃんは綺麗だよ」

「うっさい」

「でもその論理だと、あたしといつも一緒にいる雪ちゃんはあたしで汚れちゃうね?」

「自分が汚い自覚あるのかよ」

「…………」

「なんか言えよっ」

「アタシは~?」

「そうそう、海彩(みどり)もいつも一緒にいるだろ。ってか海彩と瑞葉(みずは)は小学校から一緒だろ?」

「…………」

「だからなんか言えよっ」

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