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みみみみ  作者: 椥桁
入学式の日
135/448

135 わからない

「嫌われてなくてよかったっすね」

「うん! 嫌われてなくてよかった!」

「きらってなくてよかった~」

「いや、海彩(みどり)は安心しなくてもいいだろっ」

「いいの~?」

「え、だって、自分の気持ちでしょ? わかってたでしょ?」

 少し心配になってきた美雪(みゆき)

「え~……、う~ん……」

「でも声に出さないとわからないことってあるよね」

 瑞葉(みずは)が助言を入れる。

「うん! ある~!」

「それは言われる側の、瑞葉の場合でしょ。言う側は声に出す前にわかってるよ」

「は?」

「わかれよっ」

「雪ちゃんの声が綺麗すぎて、内容が全然頭に入ってこなかった、ごめんね」

「あ~、わかる~」

「頭ん中お花畑かっ」

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