128/448
128 採掘
「……雪ちゃんドドS~?」
恐る恐る訊く海彩。
「ドが多いし、ドSでもないし」
それを美雪は否定する。
「じゃあドドドS!」
瑞葉が自信満々に言う。
「だからドが多いんだって」
「ズドドドS!」
更に自信に満ちた顔で瑞葉が言う。
「何か掘ってんのかっ」
「まあ、ある意味Sは掘る側だよね」
「何言ってんだ……?」
瑞葉は左手の親指と人差指で輪っかを作ると、右手の人差指をゆっくり差し込みゆっくり出し入れさせた。
「わ~~~」
海彩と美雪が顔を赤く染める。
「アホか! やめろっ!」