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みみみみ  作者: 椥桁
入学式の日
115/448

115 言

「名言、名言かー……」

 瑞葉(みずは)は腕を組んで頭を捻る。

「そんなに真剣に考えなくていいから」

「自由に生きろ、か。それも名言だね」

「違います、そんなつもりで言ったんじゃないです」

「じゃあなんで言ったの?」

「え、そこ理由いる?」

「生きることに理由はいらない、か」

「名言じゃないから」

(ゆき)ちゃんはどんどん名言を生み出すね!」

「瑞葉が都合よく解釈してるだけだろ」

「またまたあ、謙遜しちゃって」

「してません」

「ほら。そういう控えめなとこが好きだよ」

「じゃあわたしの好きなとこゼロだな?」

「ん、べつにゼロは好きじゃないよ?」

「そういう意味じゃなくてっ」

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